令和4年度決算特別委員会

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3353【樋爪財務部長】  それでは、歳入について御説明いたします。数値は1万円未満切捨てで申し上げますので、御了承ください。決算事項別明細書の83ページをお願いいたします。
 第1款市税について御説明します。市税収入総額は431億3,239万円で、前年度に比べて32億401万円、8.0%の増でございます。現年課税分につきましては429億7,934万円で、前年度に比べて32億4,805万円、8.2%の増で、収納率は99.6%でございます。滞納繰越分は1億5,304万円で、前年度に比べて4,404万円、22.3%の減で、収納率は42.6%でございます。現年課税分と滞納繰越分の合計での収納率は99.1%で、前年度比0.1ポイントの増でございます。
 それでは、各税目について御説明いたします。
 市民税は収入済額が215億5,052万円で、このうち個人市民税は収入済額187億5,526万円で、前年度に比べて6億2,238万円、3.4%の増でございます。これはふるさと納税の影響が約11億4,300万円に拡大したものの、納税義務者数及び総所得金額が増加したことによるものでございます。法人市民税は収入済額27億9,526万円で、前年度に比べて2億3,922万円、9.4%の増でございます。これは新型コロナウイルス感染症の影響が減少し、企業収益が改善したことによるものでございます。
 固定資産税は収入済額171億7,386万円で、前年度に比べて8億2,152万円、5.0%の増でございます。これは主に、土地の負担調整措置によるものでございます。
 軽自動車税は収入済額5,960万円で、前年度に比べて382万円、6.8%の増でございます。これは主に、税制改正の影響によるものでございます。
 85ページをお願いします。市たばこ税は収入済額8億7,438万円で、前年度に比べて4,084万円、4.9%の増でございます。これは令和3年10月にたばこ税の税率引上げがあったことによるものでございます。
 事業所税については、記載のとおりでございます。
 都市計画税は収入済額28億3,083万円で、前年度に比べて14億7,635万円、109.0%の増でございます。これは税率を2分の1とする軽減措置が令和3年度限りで終了したことによるものでございます。
 第2款地方譲与税につきましては、記載のとおりでございます。
 87ページをお願いいたします。第3款利子割交付金、第4款配当割交付金につきましては記載のとおりでございます。
 第5款株式等譲渡所得割交付金は2億7,442万円で、前年度に比べて1億7,518万円、39.0%の減でございます。これは株式等の譲渡所得が減少したことによるものでございます。
 第6款法人事業税交付金は7億6,998万円で、前年度に比べて2億6,251万円、51.7%の増でございます。これは、法人市民税税率引下げの減収分の補填として交付されるもので、経過措置により交付基準が変わったことによるものでございます。
 89ページをお願いします。第7款地方消費税交付金は38億6,499万円で、前年度に比べて2億1,493万円、5.9%の増でございます。これは個人消費等が増加したことによるものでございます。
 第8款環境性能割交付金については、記載のとおりでございます。
 第9款地方特例交付金は7,240万円で、前年度に比べて1億8,747万円、72.1%の減でございます。これは新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金が令和3年度で終了したことによるものでございます。
 第10款地方交付税につきましては、記載のとおりです。
 91ページをお願いいたします。第11款交通安全対策特別交付金につきましては、記載のとおりです。
 第12款分担金及び負担金は3億2,456万円で、前年度に比べて2,017万円、6.6%の増でございます。増の主なものは、民間保育所等利用者負担徴収金の増でございます。これは保育所数の増加のほか、新型コロナウイルス感染症の影響による休園期間が減少したことによるものでございます。
 93ページをお願いいたします。第13款使用料及び手数料は15億4,717万円で、前年度に比べて8,741万円、6.0%の増でございます。このうち、使用料は8億1,556万円で、前年度に比べて5,595万円の増でございます。増の主な要因は、新型コロナウイルス感染症の影響により減少していた施設利用者数が前年度に比べて回復したことなどにより、保健体育施設使用料が1,803万円、同じく市民文化会館使用料が1,645万円など、それぞれ増になったことでございます。
 95ページをお願いいたします。手数料でございますが、7億3,161万円、前年度に比べて3,146万円の増加で、主なものは事業系ごみ処理手数料の増でございます。
 97ページをお願いいたします。第14款国庫支出金は127億8,217万円で、前年度に比べて19億9,240万円、13.5%の減でございます。このうち、国庫負担金は89億3,918万円で、前年度比1億107万円の減となっております。減の主なものは、99ページにございます新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金の減でございます。
 99ページをお願いいたします。国庫補助金は38億138万円で、前年度に比べて18億9,294万円の減となっております。減の主なものは、子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金14億893万円、101ページにございます住民税非課税世帯等臨時特別支援事業費補助金9億1,790万円の減のほか、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金2億5,985万円の減などでございます。
 103ページをお願いいたします。委託金は記載のとおりです。
 第15款都支出金は81億4,290万円で、前年度に比べて9,349万円、1.1%の減でございます。このうち、都負担金は30億5,559万円で、前年度に比べて4,790万円の増となっております。増の主なものは、105ページにございます保育所等運営費負担金5,322万円の増でございます。
 都補助金は46億7,037万円で、前年度に比べて9,589万円の減となっております。減の主なものは、総務費都補助金では市町村総合交付金が1億294万円の減、107ページの民生費都補助金では待機児童解消区市町村支援事業補助金5,212万円の皆減、111ページの土木費都補助金では、緑の保全創出に関する新たな補助事業補助金の1億214万円の減などでございます。増の主なものは、総務費都補助金では107ページの子供・長寿・居場所区市町村包括補助金5,000万円、民生費都補助金では、学童クラブ事業補助金3,725万円の増があったほか、109ページの衛生費都補助金では、とうきょうママパパ応援事業補助金が5,349万円の増などでございます。
 113ページをお願いいたします。委託金は4億1,692万円で、前年度比4,550万円の減でございます。参議院選挙の委託金の増があったものの、衆議院選挙及び都議会議員選挙の委託金が減となったことにより、委託金全体では減額となっております。
 117ページをお願いいたします。第16款財産収入は9,411万円、前年度比14億4,192万円、93.9%の減でございます。これは主に土地売払収入14億3,521万円の減によるものでございます。
 119ページをお願いいたします。第17款寄附金は4,360万円で、前年度に比べて4,875万円、52.8%の減でございます。寄附金のうち、令和元年10月から開始した武蔵野市ふるさと応援寄附による寄附金は3,568万円でございました。
 第18款繰入金は23億1,112万円で、前年度に比べて1,874万円、0.8%の減となっております。減の主なものは、公共施設整備基金繰入金で4億9,966万円の減でございます。増の主なものは、121ページの公園緑化基金繰入金の2億円、また、123ページになりますが、財政調整基金繰入金の2億6,941万円の増でございます。基金の主な充当先は、感染症対策及び物価高騰対応等の経費に財政調整基金から7億6,941万円を、公園建設に公園緑化基金から5億7,000万円を、小・中学校校舎等改修工事に学校施設整備基金から3億9,000万円をそれぞれ充当したものでございます。
 123ページをお願いいたします。第19款繰越金は38億4,220万円で、前年度に比べて4億3,224万円、10.1%の減でございます。
 第20款諸収入は8億9,557万円で、前年度比2億5,708万円、40.3%の増でございます。増の主なものは、125ページにございます第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業負担収入2億657万円の増などでございます。
 129ページをお願いいたします。第21款市債は4億6,400万円で、前年度に比べ12億4,770万円、72.9%の減でございます。これは自転車対策事業債の増はあるものの、新学校給食桜堤調理場に係る施設整備事業債15億1,200万円が皆減となったことによるものでございます。
 以上、歳入合計は792億7,194万円で、前年度に比べて15億6,893万円、1.9%の減でございます。また、予算現額に対する収入済額の割合は100.9%でございます。
 以上で歳入の説明を終わります。

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