3381【山田健康福祉部長】 続きまして、第3款民生費について御説明いたします。
183ページをお願いいたします。第1項社会福祉費第1目社会福祉総務費は、地域支援課、生活福祉課、高齢者支援課、障害者福祉課、保険年金課の社会福祉及び地域共生社会の推進に要した経費で、執行率は73.1%でございます。
ページが飛びまして、187ページをお願いいたします。住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業は前年度から2億2,800万2,000円の減となっておりますが、これは令和3年度から繰り越して令和4年度も実施した住民税非課税世帯等臨時特別給付金事業において、令和4年度に申請した支給対象者数が前年度よりも少なかったことや、住民税非課税世帯等臨時特別給付金の給付額が1世帯当たり10万円であったのに比べて、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金の給付金額が1世帯当たり5万円であったことによる給付金の負担金、補助及び交付金の減によるものでございます。
なお、不用額の主なものは、国の補助事業として実施いたしました令和3年度住民税非課税世帯等臨時特別給付金の給付において、令和4年度に繰り越した分に関しましては、減額補正の対象とならないことによるものでございます。
その他、各事業費の詳細につきましては、備考欄記載のとおりでございます。
次に、第2目障害者福祉費について御説明いたします。この費目は、障害者福祉に要した経費で、執行率は97.6%でございます。
189ページをお願いいたします。障害者自立支援給付等事業は前年度から2億1,722万5,000円の増となっておりますが、これは障害福祉サービスに係る介護・訓練等給付費などの扶助費の増のほか、物価高騰への対応として、障害福祉サービス事業所に対して、補助金を支出したことによるものでございます。
191ページをお願いいたします。地域生活支援事業は、前年度から2,922万7,000円の増となっておりますが、これはコロナ禍により利用が控えられていた移動支援や日中一時支援等の地域生活支援事業サービスの利用が回復基調にあることが主たる要因でございます。
193ページをお願いいたします。障害者福祉センター管理運営事業は、前年度から1,239万8,000円の増となっておりますが、これは武蔵野市障害者福祉センター改築に関する基本計画策定支援及び敷地の測量調査に要した費用などの増によるものでございます。
その他、各事業費の詳細につきましては、備考欄記載のとおりでございます。
次に、第3目老人福祉費について御説明いたします。
この費目は在宅福祉サービスをはじめ、各種の高齢者福祉に要した経費並びに後期高齢者医療会計及び介護保険事業会計への繰出金に要した経費で、執行率は96.1%でございます。
一般管理経費以外の各事業につきましては、主なものを御説明いたします。
195ページをお願いいたします。後期高齢者医療事業は前年度から9,513万8,000円の増となっておりますが、これは被保険者数の増加に伴う療養給付費繰出金などの増によるものでございます。
シルバー人材センター助成事業は、前年度から1,082万4,000円の減となっておりますが、これは令和3年度の公益社団法人武蔵野市シルバー人材センターの移転に要した経費の補助金の減によるものでございます。在宅介護支援センター事業は、前年度から1,047万円の減となっておりますが、これは人事異動などに伴う委託料の減によるものでございます。
ページが飛びまして、199ページをお願いいたします。介護保険施設等整備事業は、前年度から2,426万3,000円の減となっておりますが、これは令和3年度の特別養護老人ホームの多床室等整備に伴う補助金、吉祥寺ナーシングホームのエレベーター更新工事費などの減によるものでございます。
高齢者総合センター管理運営事業は、前年度から3,351万9,000円の減となっておりますが、これは令和3年度のエレベーター更新工事費の減によるものでございます。
201ページをお願いいたします。介護保険事業は前年度から8,346万円の増となっておりますが、これは高齢者施設等に対する物価高騰対応臨時補助金などの増によるものでございます。
福祉型民間アパート借上事業は、前年度から1,608万5,000円の減となっておりますが、これは福祉型住宅1か所の賃貸借契約終了に伴う施設借り上げ料などの減によるものでございます。
その他、各事業費の詳細につきましては、備考欄記載のとおりでございます。