令和4年度決算特別委員会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

3459【樋爪財務部長】  一中、五中の入札につきましては、今おっしゃられたとおり、その1年前の基本設計の金額をベースにしたときの1.18倍という設定を、当時させていただきました。今、物価の変動の幅が非常に大きいということで、なるべく入札ぎりぎりまでその状況を見極めながら価格の設定をしようということで、昨年の12月、これは本当に入札のタイミングで言うとぎりぎりでございます。当初9月で考えていたものを、12月までぎりぎりに見たものです。
 この1.18倍というのも、当時の状況で、実際に札を入れていただく翌年度の3月、この時点で約1.2倍ぐらい上がる可能性があるということで、ぎりぎりのところで1.18倍という判断を、当時いたした次第でございます。
 価格の設定についてはそのような形で、非常にこの大型案件は、札を必ず入れてもらうために、やみくもに設計金額を上げるわけにいきません。根拠なくして上げるわけにはいきません。品質もしっかりとカバーしていかなくてはいけない。様々なところに配慮していかなくてはいけないというところで、それぞれのバランスをしっかり考えた上での、当時の1.18倍という判断だったと思っています。結果として、一中については不調という残念な結果に終わりました。同じような状況で設計した五中については、札を入れていただいたというところがございます。
 入札というのは、本当になるべくしっかりと札を入れていただいて、事業進捗をしていかなくてはいけないわけですけれども、やはりこれは言い方を変えるとマッチングです。そのときの条件で引き受けていただける業者さんが、こっちの場合はいた、一中の場合はなかなかいなかったいうような状況がございますので、我々としては常に最善の設定をして入札に臨むわけですけれども、やはり相手があってのところ。今、民間が非常に工事が活況というところもあり、なかなか難しいところがある中での、我々としては最善の判断をしたというふうに考えてございます。
 以上です。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成