令和4年度決算特別委員会

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小林まさよし
小林まさよし
会派に属さない議員現職

映像ID: 2556

3711【小林委員】  ありがとうございます。そういう中で、私の過去の経験からちょっとお話ししたいところがあるのですけれども、私が保険会社にいたとき、そもそも私が入ったときは、大手で、一定の規模で10社あったのです。それが今、3グループに統合されています。その目的は何かというところでは、売上げを伸ばすということ、成長性を図ること、収益性を上げること、健全性を高めるというようなこと、これを目的に統合しました。そういう中で、私は経理部で管理会計、統合のところでも、統合計画とかというのにも関わったのですけれども、やはりトップラインを伸ばしながらコストを抑え、そしてその余った資金で、株主への還元とかもあるのですけども、新規の投資事業、特に海外への投資というのを損害保険会社は割と進めたのです。特に東京海上で言うと、今海外の売上げ、利益は50%超えているのです。当時は多分10%、20%ぐらいだったかなと思うのですけど、もう海外の利益が大きくなって、それだけ売上げを伸ばすという、投資をしながら売上げと利益率を高めていく、加えて健全性を高めて持続的な形をつくっていこう、こういうような形で統合が進められたということがあります。
 それを丸々地方自治体に当てはめることはできないというように思うのですけれども、やはり私が思うのは、昨日の議論もあったのですけども、歳出が増える、税収も上がる、それで手厚いサービスを提供しているということはあるのかもしれませんが、では、税収が上がると同時に、その投入した先が本当に効率的かというところ、そこについて考えなければいけないというように思います。一般論としてです。
 それを武蔵野市に当てはめてみると、昨日もお話ししましたけど、今遅れているのがまちづくりです。多額の税金が必要となります。でも、武蔵野市は本当に豊かな自治体なのです。昨日もお話ししました三鷹市に対して120億円、歳出額で言うと市民1人当たり三鷹市が40万円、武蔵野市が50万円、10万円違うのです。皆さんよく御存じだと思うのですけど、歳出ベースで150億、収入ベースで120億、これだけ違う武蔵野市、これだけあれば何ができるのか。より成長する、魅力的なまちづくりができる、私はこのように思うのですけれども、これが本当に進んでいるかというところにちょっと疑問を持っているわけなのです。お願いしたいのは、この点について、ぜひこの長期計画、これまでも行財政改革は議論されていると思うのですけども、改めてまたこの先も議論していただきたい、このように思うというところでございます。
 質問を変えさせていただきたいと思います。続いて、将来人口について伺いたいと思います。
 この将来人口推計、まず04年度予算委員会でも私、お願いしたことがあります。また、議会、昨年度通じて考え方、問題を指摘しながら要望したということがあると思います。まず、その要望、どのような御認識をされているのか、そして実行されたのかどうかについて教えてもらえますでしょうか。

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