令和4年度決算特別委員会

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川名ゆうじ
川名ゆうじ
立憲民主ネット現職

映像ID: 2556

3782【川名委員】  決算の付属資料の33ページに行政評価のことが書かれています。行政評価の導入ということは非常に期待をしていますし、評価をするところです。これは導入すべきだということを20年近く言い続けてきて、やっと出てきたなというのはとても期待をしているところなのですが、どういう意味合いで捉えているのかよく分からないこともあるので、確認の意味で、確認をさせていただきたいと思います。
 行政評価ですから、評価するには、その評価の指標が必要になってきます。いわゆるアウトカムとアウトプット、それが明確になっていないと、何々をしました、何とかを実行しましただけで、結局それでどうなったの、やってもやらなくても同じではないかということになってしまうことが多々あると思います。今回の決算付属資料のところにも、主要な施策の成果に関する説明書と書いてある、要は成果を説明するという体裁になっています。武蔵野市自治基本条例の中でも、「持続可能な市政運営の実現に向けて、限られた政策資源を最大限に活用するため、政策等について、必要性、効率性又は有効性の観点から、適時に、かつ、合理的な手法により評価を行うとともに、その結果を政策等に適切に反映させるよう努めなければならない」と書いてある。効率的に行っていくことは当然ですけれども、それをどう活用していくか、これは決算審査の一つの大きな観点だと私は一応考えています。
 それで、大前提として、ここにも書いてある成果の定義がどうなっているのかというのを確認したいと思うのです。今回の資料も、ほかの資料もそうなのですけれども、何とかを実施しました、やりました、それでどうなったのというのはどこにもないのです。本来行政評価というのは、事務事業も評価した上で、施策レベル、政策レベルに対してどう効果をもたらしたか、成果をもたらしたかということを観点にしないと、単に幾ら使って、それが安い高いとかになってしまって、最終的に住民の福祉向上に結びついたかどうかが全然判断ができないのです。そのための行政評価だと考えているのですが、今回ずっと見たのですけども、どうも腑に落ちないので、まず市として成果の定義はどうされているのかを確認させていただきたいと思います。

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