3859【伊藤副市長】 CIO補佐官につきましては、この4月から具体的に、非常に伴走型で各職場に入っていただいて支援をいただいています。子ども家庭部のほうで書かない窓口というのも進めておりますけれども、それも実際にCIO補佐官も入っていただいて、ロールプレーの見学もし、武蔵野市の文化というか、市役所の文化というか、ちょっと押すと職員もいろいろ提案が出てくるようなところも非常にうまく潜ってというか、入り込んでアドバイスをいただいておりますので、非常に職員の意識醸成に効果をもたらしているのではないかなというふうに思います。
具体的には、武蔵野市としてはDXを、デジタル化の推進等、効率を図りながら市民サービスを向上するという定義をしました。具体的にまだ見えないだろうと言われますけれども、実際には9月から電子決裁の一部導入も行いましたし、今、リモートワークの検証もしております。10月からは市役所の庁内で、一定落ち着いて、例えばリモートの研修を受けられるようなスペースであるとか、窓口とちょっと離れて、集中して業務ができるようなスペースをつくろうということで、職場の環境改善の取組も行っております。来年度に向けて職場の、書かない窓口、見えない窓口の工夫とかも概算要求の中で、今これから来年度予算の編成もするような予定もございますので、そういう意味ではCIO直轄プロジェクトもやっておりますので、もうしばらくすると見える形の成果も出てくるのではないかなというふうに思っております。
どちらにしましても、質問に直で答えるのであれば、CIO補佐官を採用したことで、職場の意識醸成、そして具体的な事業も進んでいるなというふうに感じております。