
西園寺みきこ
立憲民主ネット現職
映像ID: 2563
4615【西園寺委員】 分かりました。子どもたちにとっては、見方によっては、人生の本当に貴重な小学校低学年の時代を、ほかの学年の子どもとは違った経験をしたとも言えるわけです。ある意味とても不利があったという言い方もできるかもしれません。しかしこれが、教育というのは非常に、私は、もっと幅広く取り上げるというか、捉えるべきというふうに思っていて、この経験が将来、20代、30代、40代になったときにどういうふうに生かしていくのか、生かされるのかというのは、目先の有利不利で考えてはいけないと私は捉えているのです。そういう意味でいうと、学校改築が予定より何か月かずれる、入学式がうまく予想どおりにはぴったりはいかないかもしれないということ、これはある意味、当事者の子どもたちにとっては不利なことではあるけれども、その子の人生の成長、長く見た場合には、もっと別な捉え方もあるのではないかなというふうに私は思っていて、あまり目先では考えないほうがいいかなと思っているということをお伝えしておきます。
それからもう1点、やはり給食の質のことについてはずっと言ってきておりますので、先ほどもちょっとやり取りがありました、今回市立保育園のほうに財団が仕事をしてくださる方向ということで、これも大変ありがたいことだなというふうに思っています。先ほどからほかの委員も、複数の委員が言っていますけれども、やはりこの先、学校、保育園以外のいろいろな活躍の場というのですか、財団の働く範囲を広げるということについては、ぜひこれから考えていただきたいなと思うのですが、ちょっとそこの点、繰り返しになってしまうかな、そこをお聞きしたいと思います。