6887【源田環境政策課長】 現状の部署横断的な連携についてでございますが、御存じのとおり、以前武蔵野市の場合はISO14001というものを認証しておりました。これをずっと運用していたのですが、平成29年度から独自の環境マネジメントシステム、武蔵野市のEMSに移行しております。このEMSは、武蔵野市環境基本計画の目標を実現するためのツールとして位置づけておりまして、EMSの目指すべき環境像や、それに向けての環境方針は環境基本計画と共有しているところでございます。
実際にどういう形でEMSを運用しているかというところでございますけれども、今までISOの場合ですと、外部監査というものを活用しておりました。これに代わりまして、セルフチェックの実施と、あと毎年年次報告書で施策の状況と評価を公表している状況です。各課において前年度の実績の取りまとめをして、各課で振り返りをしてもらいます。これを環境管理委員会、副市長を委員長としております部長級の会議でございますけれども、こちらで評価をしまして、年次報告書というのを作成しております。この後、環境市民会議、これは環境基本条例で設置されている常設の市民会議でございますけれども、外部の委員の方が入っていらっしゃる環境市民会議で第三者的な評価をしていただきまして、最終的に市長に確認をしていただいて、公表という形を取っております。この中で、対象の事務事業、評価をする事務事業については、別に環境部だけの事業ではなくて、市民部、子ども家庭部、教育部、全庁的な部の事業を環境に関する事業としまして位置づけまして、評価を行っているところです。
以上です。