検索条件なし

令和5年 厚生委員会

  • 日程
  • マッチ
    発言
  • 発言
  • マッチ
    箇所

0箇所マッチ

6972【小久保高齢者支援課長】  それでは、武蔵野市立北町高齢者センターあり方懇談会報告書について説明いたします。お手元のA4、1枚の資料を御覧ください。
 1、設置経緯ですが、北町高齢者センターは昭和62年に開設されて以降、35年が経過し、この間の状況等の変化を踏まえ、今後の在り方について検討を行うこととし、その検討に資する意見を聴収、助言を求めるため、武蔵野市立北町高齢者センターあり方懇談会を設置いたしました。
 2、所管事項、3、委員名簿につきましては、記載のとおりでございます。
 4、検討経過ですが、令和4年9月から令和5年2月まで、全6回の懇談会を開催して議論を重ね、報告書を作成いたしました。
 それでは、内容につきまして、報告書に沿って御説明いたしますので、ホチキス留めの冊子を御覧ください。
 1ページをお願いいたします。「はじめに」でございますが、北町高齢者センターは、山崎浩氏、名誉市民の山崎倫子氏御夫妻の本市福祉への熱いお気持ちが形となって誕生し、以来、多くのボランティアの皆様に支えられながら発展してまいりました。その後、夫妻の御逝去に伴い遺贈された自宅兼診療場を活用いたしまして、平成29年にデイサービスを拡充するとともに、子育てひろば「みずきっこ」を開設いたしました。
 懇談会設置に至った経緯につきましては、記載のとおりでございます。
 2ページにつきましては、これまでの歩み、歴史的経過をまとめてございます。
 3ページからは現状と課題をまとめています。
 4、5ページをお願いします。北町高齢者センターの機能としては、大きく2つ、(1)コミュニティケアサロンと、(2)小規模サービスハウスに分けられます。さらに、コミュニティケアサロンは、1)デイサービスと、2)子育てひろば「みずきっこ」から成っており、それぞれの概要、現状、課題につきまして簡潔に記載してございます。
 6、7ページをお願いします。(2)小規模サービスハウスにつきまして、建物2階に5部屋ございますが、現在入居者はお一人となっています。また、施設設備がバリアフリーに対応し切れていないという課題がございます。
 8ページは、施設設備の老朽化など、ハード面についてまとめてございます。
 9ページからは、懇談会における御意見について記載しています。1、北町高齢者センターの役割について、改めて再確認いたしまして、北町高齢者センターは、市が掲げるまちぐるみの支え合いを実践してきたものであり、今後ともこの役割を果たしていくことが望まれるとの御意見をいただきました。
 10ページは、コミュニティケアサロンであるデイサービスと子育てひろば「みずきっこ」の機能は引き続き継続していくのがよいのではないかとの御意見をいただきました。
 11ページは、小規模サービスハウスエリアについて、総合的に勘案すると、今後の在り方として、小規模サービスハウスは廃止とし、新たな機能へと転換していくことがよいのではないかとの御意見をいただきました。
 12ページは、北町高齢者センターといえばボランティアの皆様と言われるほどですが、ボランティアスタッフの方々との意見交換会を開催いたしまして、そのときの御意見をまとめてございます。
 13ページからは、北町高齢者センターの今後についての御意見を記載していますが、地域の高齢者のために、交流の場としての役割や、気軽に相談できる機能を拡充するとともに、厨房設備を活用した食を通じた交流や社会参加、子育て相談や学習支援について、御提案をいただきました。その内容をイメージ化したものが16ページの図2でございます。例えば、土曜日のデイサービスをお休みした場合ですが、厨房を活用してコミュニティ食堂ができるのではないか、2階の小規模サービスハウスエリアを活用して、認知症カフェや、認知症に関する普及啓発事業、フレイル予防等の講座、相談事業ができるのではないか、また旧山崎邸では多世代交流などができるのではないかとの御提案でございました。
 17ページ「おわりに」ですが、これらの内容の実現に向けては、令和9年度に予定する大規模改修工事に合わせて、必要な改修について検討を行っていただきたいとなってございます。
 18ページ以降は資料編でございます。
 お手数ですが、最初の一枚紙にお戻り願います。6、今後についてですが、報告書の内容につきましては、来年度設置予定の武蔵野市高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画専門部会において議論を深め、北町高齢者センターの今後について市の方針を検討してまいります。
 説明は以上でございます。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成