
蔵野恵美子
映像ID: 2499
7231【蔵野委員】 分かりました。要するに、就業形態を多様化するということだけども、業種としては、これから検討していくということなのですね。分かりました。
そうしましたら、私は、シルバー人材センターというのは、とてもこれから可能性のある部分だと思っています。人生100年時代において、60代、70代はまだまだ元気でいらっしゃるし、そういったことを踏まえると、社会的にはニーズがあるのだと思うのです。ただ、そこがなかなか会員減少になっているということをもう少し詳しく分析して、利用者とその会員のニーズをもうちょっときちんと把握して、何で減少しているのか。待遇面がいまいちなのかとか、事業内容が、仕事の内容が会員さんのニーズに合っていないとか、そういったところもやはり総合的に見て、活性化していただきたいと思っています。
最近で言えば、例えばですけれども、ライフステージが変わるときの片づけの伴走支援だとか、そういった、ごみ屋敷まではいかないけど、物があふれてしまって、それが自分だけでは片づけができないという方とか結構いらっしゃるのです。そういう方への伴走支援だとか、そういったものも、例えば若い方も、子育てが一段落したときのそういう片づけとかあったらありがたいと私なんかも思っていますけど、そういう何かステージが変わるときのそういった伴走の片づけ支援というのも非常にニーズが増えているというようなことを聞いたことがあります。民間の事業者にお願いして、一緒に片づけてもらって、部屋がすっきりして、気持ちもすっきりして、いい方向に向かっていっているというような話をよく聞きますよね。そういった部分だとか、そういう、もうちょっとニーズの掘り起こし、これまでのものの掘り起こしのほかにも、新しいところでの掘り起こしをお願いしたいと思います。
先ほど、ほかの委員から、エコreゾートを場所にしたらどうかということもあって、私は、それは結構賛成で、イメージとして開放的なイメージを持っていただけるというか、シルバー人材センターというもののイメージ戦略というか、そういったものがちょっと足りないのではないかと私は思うのです。もっと若い方も利用して、やはり強みはあると思うのです。全く知らない方が部屋の中に来るというよりも、地域の方が部屋の中に入ってやってくれるということは一つの安心でもあるし、そういったものも含めて、やはり方針転換というか、イメージというか、広報の仕方とかそういったものを工夫していただければと思っていますが、そこら辺、いかがでしょうか。