令和5年 厚生委員会

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三島杉子
三島杉子
日本共産党武蔵野市議団現職

映像ID: 2540

7401【三島委員】  陳情を採択することに賛成の立場で討論をさせていただきます。
 1つは、自分が聞いている範囲になりますけれども、先ほど陳情者の方に伺ったところでも、お医者様のところで苦労されたようなお話を伺いました。医師の方から、医療従事者として、医療の情報のひもづけが間違っているというのはとんでもないというお話を伺ったり、あと、私が通っているお医者さんですけど、そのお医者さんのところにいらしている患者さんの中では、やはりマイナンバーカードの手続をするのが難しい方、困難な方がいらっしゃる。保険証がなくなったらどうしたらいいのだろうとか、保険証はなくなるのですかとか、そんな心配の声を様々いただいていて、医療を受けるのに国民皆保険制度でつくってきたものが、うちの父なんかもそうですけれども、病院に行くのはちょっと嫌がってきてしまうような部分もある中で、ハードルになるものが少しでも少ないほうがいいなというふうに思っています。マイナンバーカードをつくって、保険証とひもづけして使いたい方が使うことの中止も求めているわけではないと思いますので、保険証をそのまま残して、今までやってきた形で使うことができるというのはとても大事なことなのかなと。特に、高齢者だったり、あと、大病をして気持ちがちょっと弱くなってきている方は、新たに何か手続をしなくてはいけないのかもしれない、保険証がなくなった後に自分がどうやって医療にかかっていけるのだろうか、大病をして、もしかしたらずっと入院になるようなことになるかもしれない中でどんなふうにしていったらいいのだろうかと、そんな御相談も受けています。先ほどひがし委員も、市民が保険医療を受けられなくなったり、受けにくくなったりしてはとんでもないことなのだと。本当にそこがとても大事なところだなと思っています。先ほど一定の条件があれば代理の方が市役所に取りに行くこともできるということでしたけれども、本当になくなってしまったときに、大病を患っている方がどうやって写真を撮りに行けばいいのだろうかとか、どんなふうに手続をしたらいいのだろうかとか、今まで持ち歩くのが心配で保険証とのひもづけをしないで来ていたけれども、一体どういうふうにすればいいだろうか、そんな御相談も受けています。
 これはまだ正式な公の文書ではないのですけれども、取りまとめがいろいろ出てきている中で、先ほどひがし委員が資格確認書のことをおっしゃっていました。ただ、これを今見ると、当分の間、マイナ保険証を保有しない全ての方に、申請によらず、交付というところと、あと、細かく書いていないですけれども、マイナンバーカード保険証の方とそうでない資格確認書の方で窓口で取扱いが違うなどということになってしまったら、それはやはりマイナンバーカードの保険証にしなかった方が不利益を被ることになるのは避けなくてはいけないのかなと思います。当分の間というのが急にではないとしても、でも、当分の間で、資格確認書をまたもらえると思っていたらもらえなくなってしまうという事態になったら、そこは一体どうすればいいのかなと。この当分の間なんというふうに最終取りまとめに入っているところは、すごく気になるところであります。
 あと、今、ひもづけの間違いで、何割負担というものが結構違っていることがあるということで、これを読んだところでは、まだこれから正式なものが出てくるのだとは思いますけれども、資格確認書とまた別に、資格の通知書というものが出されるということで、マイナンバーカードの保険証を持っている方にも、あなたの資格はこうなっていますよという通知書を全員に1回、紙で配付するようなことに、これから変わることもあるのかもしれませんけれども、一応そんなふうになっています。それを出すのだったら、結構な手間で、お金もかかるのかなというふうにも思うのです。それを出すのだったら保険証があればそのままで済むのではないかなというのと、マイナンバーカードを持っている方にその確認をするということは必要なのかもしれませんけれども、最終取りまとめの部分でそういうものが出てきて、資格確認書があり、資格通知書があり、マイナンバーカード保険証を持っている人がいてと、3種類。さらに、これからまたもしかしたらこういうものが必要となってくることもあるのかもしれない。その状況で、本当に保険証がなくなってしまったら大変なことになるのではないかなと。健康保険証の廃止を中止して存続するようにという陳情書ですので、そこはマイナンバーカード保険証をどうこうするではないので、やはり今なくなってしまったら大変という医療機関の方や、あと、市民の様々な方からお声をいただいています。90、91になる私の父母も医療にかかるところはかなり苦労していますので、違うことになってしまったらなかなか難しいなという思いも持っています。
 あと、先ほど高齢者施設のほうもこれから話合いをしていくということだったのですけど、この中にはマニュアルを作成というふうに書いてあるけど、まだそこについて詳しいものが書いてあるわけではありませんし、保険証の資格確認書のところも、どういうものを資格確認書で出すかというときに、今それぞれの保険団体が出している形、カードとしての材質だとか形を踏襲した、できるだけ今出しているもので出せるような形で資格確認書を発行するとなっていて。でも、それだったら、資格確認書ではなくて、保険証を出して。資格確認書の場合には、マイナンバーカード保険証にした方と、そうでない方を分けなくてはいけない。その手間もちょっとかかるというふうにもお聞きしています。保険団体にその情報が全て来ているわけではないということなので、分ける作業も大変だというふうにも聞いていますので、今の段階で様々な作業も余計にお金がかかってしまったり。このまま残しておいて、別建てでマイナンバーカード保険証にというふうにしていけば、余計なお金がかからなかったり、そのままでいいような部分を何か変に読み替えたりすることで事務的な手続だとか作業が必要になってくる部分を、マイナンバーカード保険証のひもづけのところだけではなくて、保険証、資格確認書を渡すほうについてもかなりたくさんの手間や労力やお金がかかっているのかなと思っています。そのまま保険証を存続していれば、今までやってきたことでやれるところなのではないかなというふうに思っています。

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