7558【福山地域支援課長】 下田委員からの御質問で、包含といいますか、このタイミングで総合計画や地域福祉計画と一体的につくるメリットはというところでございます。
まずその点につきましては、今回の計画の位置づけなのですが、国の再犯防止推進計画、推進法に基づいて、今回本市における取組を示しているというところなのですが、6年に一度、健康福祉総合計画と地域福祉計画を見直して策定しておりまして、先ほど他の委員のところでも答えたのですが、再犯を防止するということがとても重要なことではあるのですが、やはりこの地域の中で包摂といいますか、排除せずに、孤独、孤立から擁護し、社会の一員として取り込むというところ、ここがこの武蔵野市で一番重要なポイントかなと、まずこの計画に当たって考えております。
そのために、計画の理念、目的である、そういう部分を前面に出して、福祉分野に横串を刺す横断的な総合計画、それから地域福祉分野の計画と一体的に、中身としては章立てなのですが、併せて策定を検討し、形にしてきたというところが、連動しているところでもあると思いますので、まずメリットとしてはそういうことを考えております。
武蔵野市らしさというところが2点目の御質問かと思いますが、こちらは策定に当たって、国の計画、それから東京都の計画を参照しながら、連動してつくっております。重点施策なんかのページにそういうところの対比をまとめているのですが、やはりこういう社会で必要な保健医療、それから福祉のサポートを総合的に考えた支援体制を整えることが一番大切かと考えておりまして、そのためには武蔵野市独自の保護司さんや民間の方たち、地域資源、社会資源とどうつなげていくかを考えたのが、この武蔵野市という地域でそういう資源がどうあるか、どうつなげていくかというところに重きを置いた計画という形でまとめてございます。