
さこうもみ
映像ID: 2617
7657【さこう委員】 ありがとうございます。最後のとりでであり、セーフティネットであるというところの認識は共通して持てているということでよかったです。ありがとうございます。もちろん赤字が大きいということで、どうにかしなければいけないというところは同意している部分ではありますが、やはり制度上の問題というのが大きいなと思いますので、ぜひ引き続き、国や都とのコミュニケーション、要望というところは続けていっていただきたいなというふうに思っています。
もう1点だけ、国保の負担が大きいことのネガティブな面として、もう1点あるのではないかなと思っている観点があるのですけれども、最後のセーフティネットとして使われる方というのももちろんいらっしゃると思うのですが、イノベーションの阻害要因になっているという観点、見方があるのではないかなと思っています。
理由としては、例えば若い世代を含めて、起業しようですとか、新しくチャレンジをしようと思ったときに、会社を辞めて、一度個人事業主になったりですとか、会社を辞めた状態で何か会社を起こす準備をしようですとか、もちろん経済的にすごく困っているという状況ではないと思いますが、イノベーション、新しいチャレンジのために会社という場所から離れる決断をするときに、一つ国保の負担がすごく大きいというのが、チャレンジをするときの阻害要因になっているという見方もできるのではないかなというふうに思っています。
若い人たちが新しいチャレンジをする、経済をさらに発展させていくためにも、イノベーションというのはすごく重要なもので、やはり国保の負担が大きいということは、生活困窮者にとっての負担が大きい、中間層の負担が大きいという観点もありますが、少し違う観点でも、やはり足を引っ張っている部分はあるのではないかなと思っていますので、これは意見としてお伝えしておきます。
以上です。