令和5年 厚生委員会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

7696【小池新型コロナウイルスワクチン接種担当課長】  そうですね。死亡された方に関しては、本当に残念なところではございますが、この健康被害救済制度についてちょっと御説明いたしますと、これはあくまで被接種者が接種後の健康被害に対して国に経済給付を求めるようなものでございます。
 一方、接種後の副反応が生じた際に、医療機関のほうから国に報告を上げる副反応疑い報告の制度というのが別にあるところでございます。こちらは、ワクチン接種後に生じ得る副反応を疑う事例について、医師等が国に報告を上げて、厚労省がその収集した事例について審議会に報告して、専門家による評価が行われているというようなものでございます。国は広くワクチン接種の安全性については、この副反応検討部会の中での評価を行っておるところでございます。
 10月27日に最近は行っておられたところでございますが、その評価としては、これまでの間一貫して、全ての世代の接種において、引き続きワクチンの接種の体制に影響を与えるほどの重大な懸念は認められないというような評価がされているといったような状況はございます。
 また、この副反応疑い報告制度によって、ワクチン接種との因果関係が否定できないとされた事例というのは、現時点で2件程度かなというふうに記憶をしているところでございます。また、この健康被害救済制度では、厳密な医学的な因果関係を必要としないなど、副反応疑い報告制度とは考え方にも違いがあるといったような状況でございます。なので、副反応疑い報告制度で評価ができないとされた事例でも、健康被害救済制度のほうで認定されるといったような事例は、全国的にも多々あるような状況でございます。
 また、健康被害救済制度は全国的にも、かなり今審議がペースアップしているような状況でございます。死亡の事例なんかも結果が出始めているといったようなところもございますので、もちろん申請者の方、御遺族に当たる方に対しては、我々もこの結果が出たことについては速やかにお話をして、もうかなりお待たせしている案件もたくさんあるので、丁寧に御説明して、速やかな支給に努めているといったようなところでございます。
 安全性についてはそういったようなところで、国のほうの副反応検討部会での評価というのが出ておりますので、大きな懸念があるというふうには、市としては認識しておるところではないところでございます。
 以上でございます。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成