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1597【福田まちづくり調整担当部長】 それでは、配付資料はありませんが、前回委員会からの経過について報告いたします。
まず、外環本線でございますが、1月16日に、東名ジャンクションHランプシールドトンネル工事、今後の掘進作業に関するお知らせが公表されました。公表資料では、東名ジャンクション周辺にお住まいの方を対象とした今後の掘進などに関するオープンハウスを令和4年12月に開催し、その後、掘進作業の準備が整ったことから、1月23日以降、掘進作業を実施することとなっており、予定どおり、1月23日より掘進作業を開始したとのことでございます。
同じく1月16日に、東名ジャンクションランプシールドトンネル工事の今後の掘進などに関する主な御質問と、その回答が公表されております。
1月20日に、環境モニタリング調査結果(秋季・令和4年9月〜令和4年11月)が公表され、基準値等を下回る結果となってございます。
1月27日に、外環事業シールドトンネル工事に関する現場視察会の開催についてが公表されております。視察会は、大泉、中央、東名の各ジャンクションで開催され、本市は3月5日の日曜日、大泉ジャンクション会場となってございます。
2月1日に、東京外かく環状道路(東名高速〜湾岸道路間)計画検討協議会(第6回)の開催結果概要が公表されております。
次に、前回委員会での確認事項についてでございます。
まず最初に、シールドマシンが閉塞した場合、直上部にお住まいの方への周知についてでございますが、トンネル工事の安全・安心確保の取組において、緊急時の際に、事業者、工事関係者が地上にお住まいの皆様にできるだけ速やかにお知らせ、対応をすることとしているが、カッターが回転不能になる閉塞が緊急時に該当するかどうかについては、閉塞の状況等により個別に判断されるものであることから、現時点で回答するのは困難なこととのことでございます。
次に、緊急時の事象と地震等の自然災害が複合的に起こった場合の対応等についてでございますが、大地震が発生した場合、工事を一時中断し、迅速に坑内計測値を確認するなど安全確認を行うこととしており、万が一、土砂等大量流入が確認された場合は緊急時として、トンネル工事の安全・安心確保の取組による緊急時の対応を適切に実施するとのことでございます。
次に、シールドマシンが閉塞した場合の対応の具体とボーリング調査についてでございますが、チャンバー内の土砂の塑性流動性を改善させることで、カッター回転不能を生じさせないよう対策を講じますが、万が一、閉塞事象が発生した場合には、掘進を一時停止し、緊急対策チームを編成した上で、原因究明と地表面に影響を与えない対策を十分に検討すること及び閉塞解除後の地盤状況を確認するため、必要なボーリング調査等を実施するとのことです。また、ボーリング調査が必要となった場合には、有識者に確認の上、現地の状況に応じて検討することとしていますが、具体的な位置については住宅地の状況やシールドマシンの閉塞の状況等により個別に判断されるものであることから、現時点で回答することは困難であるとのことでございます。
次に、陥没につながるおそれのある空洞に関してでございますが、陥没や空洞につながるおそれのある空洞を生じさせない取組を実施した上で、シールドマシンの掘削工事箇所周辺で異常が生じていないか確認を行うため、掘進時及び掘進後のおおむね1か月程度は24時間体制で徒歩にて巡回し、さらに1か月経過以降も掘進完了区間においては1日1回警戒車両等による巡回をすることや、シールドマシンの通過前、通過中、通過後に、シールドマシン周辺で道路等で地表面の高さの計測、騒音・振動のモニタリングを随時実施し、その結果を定期的に公開するなどを行うとのことでございます。
次に、外環の2につきましては、12月22日に第44回作業部会、1月17日に第45回作業部会が開催されております。次回、第46回作業部会は、本日、2月8日14時から開催される予定となってございます。
報告は以上となります。