
深沢達也
映像ID: 2429
1686【深沢委員】 一言感想といいますか、地上部街路について改めて申し上げます。
今の大深度という計画ができる、もっと以前の話として、ちょうど私がまだ当選する前でありますが、先ほど出た、凍結されたのが、抜き打ちでやってしまうのではないかという危機の時期が何回かあったのですけど、昭和57年だったというふうに。南町に立教女学院があります。三鷹側ですが、そこで大市民集会があって、ここにもそのとき参加された方がいらっしゃるわけですが、これはたしか練馬でも同じ時期に開かれたのを覚えています。これがやはり非常に大きな効果があったと思うのです。当時からそうで、今なおそうですけども、では、なぜいけないのかと。当時の、地上を走る。それはその大きな理由の一つに、まちを分断すると。これがあったわけです。今ももちろん地上部街路の計画に対してはそれがあるわけです。東町はもちろんですが、南町を歩いてみると、特に1丁目、3丁目ですが、つくづく、やはり公園と一体のまちなのです。公園との空気感というか、いろいろな意味で環境的にも一体で、今、吉祥寺駅南口のまちづくりが、グランドデザインにあるように、公園と一体のまちづくりを目指しているわけですが、とりわけ、井の頭公園に割合近いエリアの地区というのは、特に南町はそうですけども、やはり本当に生活環境が公園と一体で、一つの世界をなしている。これはぜひ守りたい。武蔵野市の名前は武蔵野で、それこそ国木田独歩の描いた武蔵野という自然と人間の生活が共存するというところにあるわけですが、その武蔵野というのをぜひ守っていくと。そういう立場からも、この地上部街路に対しては賛成できないと。こういうふうに、地域を歩けば歩くほど、改めてそれを強く感じるわけであります。
したがって、その必要性は認めないというのはみんな一致しているわけですが、この点について、歴史的な流れから、今、若干の感想を申し上げましたが、市の御認識を御答弁でお示しいただきたいと思います。
以上です。