1988【福田まちづくり調整担当部長】 それでは、配付資料はございませんが、前回委員会からの主な経過について御報告いたします。
まず、外環本線についてでございますが、11月21日に、入間川における気泡についての第2報が公表され、気泡確認時の状況が記載されております。
11月28日に、入間川における気泡について、地盤補修に関するオープンハウス等における御意見とその対応の取りまとめが更新されております。
12月1日に、入間川における気泡についての第3報が公表され、周辺環境への影響を確認するための調査として、変状調査、気体調査、水質調査を行う旨が記載されております。
また、同日に、地盤補修地域における12月の地盤補修工事及び地下水モニタリングの結果も公表されております。
同じく12月1日に、野川サイクリング道路の舗装の損傷の応急復旧対応を踏まえた連絡体制の徹底についてと、野川サイクリング道路における舗装損傷の発生原因の調査の協力についてが公表されております。舗装損傷の発生原因の調査については、狛江市からの要請を受けて原因調査に協力するもので、協力内容として、路面の開削・復旧作業、周辺部の路面下空洞調査及び外環工事による影響のさらなる確認を行うことの検討となっております。
次に、前回委員会での確認事項についてでございます。
まず、本線トンネル掘進済み区間の巡回監視の頻度につきましては、従来の安全対策に加え、陥没・空洞の推定メカニズムを踏まえた再発防止対策を実施していることから、現状においては、安心確保の取組として、1日1回の頻度としているとのことでございます。
次に、入間川の気泡について、目視できない河川以外での発生については、今後、周辺環境への影響を確認するための変状調査を行っていくとのことでございます。
また、野川サイクリング道路の舗装損傷と東名側本線トンネル掘進により野川で発生した漏気との関係性についてでございますが、野川からの漏気につきましては、シールドマシン通過後にも継続して確認されている漏気について、トンネル掘進に用いている空気の一部が地表まで時間をかけて漏出したものとも考えられるが、確認された漏気は極めて微量であり、シールド工事による影響であるか、また、自然現象であるかの特定は難しいとのことですが、野川サイクリング道路の舗装損傷については狛江市より原因調査の協力要請を受けており、事業者として積極的に協力していくとのことでございます。
次に、外環の2につきましては、11月22日に第55回、12月6日に第56回の作業部会が開催されております。
また、補助要員につきましては、11月22日の第55回作業部会で編集会議の地域構成員からの応募がなかった旨の報告があり、その後、3コミセンの代表者に依頼し、12月6日の第56回作業部会で3コミセン調整の上で1名の推せんをいただいたとのことが報告されております。
今後の予定につきましては、12月20日に第57回、令和6年1月10日に第58回の作業部会が開催される予定となっております。
報告は以上となります。