令和5年 外環道路特別委員会

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宮代一利
宮代一利
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2607

1992【宮代委員】  やはり私も、いろいろな資料を見ていても、出てきていないな、議論していないのだなということが、すごく問題なのではないかなというふうに思っています。あの現場を見てしまうと、正直、止まらないのだなと。要するに、誰が議論していて、どう進んでいるのかが全く見えないなというふうに感じました。視察そのものは、現場を見せていただいたので、私にとっては本当に有意義なものだったと思うのですが、自らこう言うとあれですけど、結局、質疑していないです。我々委員は、視察に行ったのに、そこの現場の長の方もいらっしゃったのですけど、質疑できなかった。何でできなかったかというと、この方たちに聞いても答えが返ってこないなというふうに思ったので、あえて聞きませんでした。
 実は、質疑の時間の前、操作室に入ったところでちょっと担当者の方にお話を伺ったのですけど、見せていただいたのは、廃土、掘削土、土を場外に出すためにベルトコンベヤーを張っていて、12キロだったかな、外に出すまでにかなり長距離の、そして本当に頑丈なベルトコンベヤーで掘削土を外に出しているのですけども、そこの操作室に、何と3名の職員がついて操作をしているという説明を受けました。そのとき、私は、常時3名いらっしゃるのですかという質問をしたところ、3名いますと。何のためにいるのですかと伺ったところ、もし何かが起こったときに止めなければいけないと、そういう説明でした。
 しかし、全部シーケンスがきちんと組まれていて、操作盤というか、情報が常時ずっとモニターで流れていて、あれは何か起こったときに誰が止めるのですか。ああいう機械は自動で止まるのです。掘削の上流から順番に止めていく。一気に止めると、途中で流れているものがこぼれ落ちたりするとかということがあるので、きちんと順番に止めていくというのは常識です。それは機械が全部知っているのです。あそこに常時3名、何をしているのですかというのが、私の正直な感想です。
 BバイCの議論をきちんとやっていただきたい。目に見えて、高コスト現場です。税金をかけて、あの高コストな工事をこのままずっと続けるのかと。それはBが大きければいいです。最初は、Bが大きいから、ベネフィットが大きいから、これだけの効果がありますという説明があって、そして工事を始めました。でも、だんだんとBに関する検討も下がってきている。効果もだんだん、人口の推移の問題だったり、交通の問題だったり、いろいろなことがあって、今、Bも減ってきている。一方、Cは最初から多分高コストなのだと思います。さらに、陥没事故を起こして、さらにまたコストがかかっている。これはもう一回きちんと議論をしていただきたいなというふうに思います。
 いつもこの委員会は本当に苦しいです。福田部長に申し上げても、どう答えていいか分からないような。今回も、誰が議論しているのですかということを言わなければいけない。本当に苦しさがあるのですけど、でも、我々武蔵野市民は、自分の足元に入ってくる工事について、そういった面も含めて、BバイCのような、今まで議論をしてきたのに途中でやめてしまっている議論等々がある。有識者会議も、何の有識者なのですかというところはよく分からない。有識者会議の方たちが言っているからこれでいいのですというような説明が繰り返されているので、オープンハウスも非常に批判が多い。そういう状況になっているのではないかなというふうに感じています。
 これから、いやが応でも、とにかく我々の足元に入ってくる。入ってくるまでに、できることを尽くさなければいけないと改めて感じました。様々な論点があって、その論点についてはまだ解決はできていないというふうに私は感じております。聞きづらいです。今の私の考え方について、御見解をお願いしたいと思います。

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