2508【桜井委員】 私は、本陳情に反対の立場で討論をさせていただきたいと思います。
先ほど別な委員からもありましたとおり、本日の質疑を通じて、基本的になぜこういう形になったかということの確認は取られたというふうに思いますし、これ以上何か解明しなければいけない真相があるということではないと思いますので、既に願意は達成されたというふうに認識しております。
そしてもう一つ、本陳情が、タイトルにありますとおり競争入札を行わなかったことを非難するようなトーンがありますけれども、私は、質疑の中でお答えにあったように、公が行う工事というのは安ければ安いほうがいいのだということではなくて、その工事の品質であったり、あるいは工事に伴う例えば人工の手当てといった部分でも、やはり適正に行われるということをきちんと公共として保障していくといいますか、そのことが公共の一つの役割なのだと。この考え方はきちんと貫いていただきたいなと思います。何かというと、もっと安くできるのに何で安くしないのだという議論は今後も多分出てくるのだと思うのですけれども、市の考え方として、安ければ安いほうがいいということではなくて、やはりきちんと適正な内容で取り組んでいくのだと、このことを大切にしていっていただければというふうに思います。
以上です。