令和5年 建設委員会

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2539【高橋下水道課副参事】  それでは、議案第59号 武蔵野市下水道施設長期包括業務委託事業者選定委員会設置条例について、お手元のA3資料、武蔵野市下水道施設長期包括業務委託事業者選定委員会設置条例及び武蔵野市下水道施設長期包括業務委託(試行)の債務負担行為の設定を基に御説明いたします。この説明資料は、議案第59号と議案第65号共通の資料となっておりますので、3の事業内容につきましては議案65号の審査時に御説明いたしますので、御了承ください。それでは説明に入ります。
 初めに、1、概要になります。本市の下水道は、昭和40年代にかけまして集中的に整備を進めてきたため、法定耐用年数の50年を経過する管路施設がこれから数年後には80%を超え、今後の老朽化対策を進めていくに当たり、事業量・事業費の増加が見込まれております。現状の体制では適切に事業を進められないため、民間事業者などのノウハウを活用した安定的な執行体制の確保や、公営企業としてさらなる効率的な事業運営による経営安定化に向けて、武蔵野市下水道施設長期包括業務委託を、令和6年度より4年間試行的に実施いたします。
 長期包括契約方式とは、これまで単年度に個別で契約を行ってきた業務につきまして、複数業務を一括して複数年で契約する方式のことで、契約の相手方は共同企業体を想定しております。今年度、この事業者を決定するため、公募型のプロポーザルの実施を予定しております。このことにより、長期包括業務委託事業者選定委員会を設置するものとなっています。
 続きまして、2、経過になります。本市における長期包括契約方式の導入の可能性を検討するため、令和2年度に対象業務の整理、他自治体の先行事例の調査、また、その導入効果につきまして検討を行い、令和3年度に試行的に導入することを決定し、行政報告を行いました。昨年度につきましては、サウンディング型市場調査を行い、民間事業者の参入意向調査などを実施し、その意見を基に事業内容等の精査を行いました。
 本方式の導入により期待される効果といたしましては、執行体制の安定化が図られることをはじめ、業務の効率化の推進など、記載のとおりとなっております。
 次の事業内容につきましては議案第65号関連事項となっておりますので、後ほど御説明いたします。
 右下の4、今後の予定にお進みください。今後の予定となりますが、本定例会にて下水道施設長期包括業務委託事業者選定委員会設置条例及び、後ほど御説明いたします下水道施設長期包括業務委託の債務負担行為の設定についての議決をいただきました際には、7月に事業者選定委員会を開催し、実施要領等の審査の後、8月に公募型プロポーザルを公告予定となっております。その後、12月に事業者選定委員会を開催しまして、優先交渉権者の決定を行う予定となっております。
 以上で説明を終わります。よろしく御審査くださいますようお願いいたします。

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