2583【大塚環境部長】 若干補足させていただきたいと思いますが、まず、長期包括業務をなぜ入れたかというところについては、今までの業務を1つにしていくという話もありますが、業務量自体が、ストックマネジメント計画の中でお示ししているように、今後1.7倍程度、要するに増えていきます。
その中で先ほど担当課長から言ったように、ストックマネジメント業務については、2割ぐらいが包括の中に入っていますが、残り8割程度の部分については、市が独自発注する部分があります。その中で当然業務量が増えておりますので、そこの技術職の人数は、現在11名で下水道課の職員は対応してございますが、その人数のまま、その1.7倍の業務ができるかどうかという話になると、それはなかなか難しいだろうと。それは御理解いただいているところだと思いますので、その辺の業務量が増える分は当然残りますので、その分では職員の技術力、また他企業との調整力、また警察等との交渉力、市民の皆様への対応力等も含めまして、その辺は維持されるだろうと。
そのほかに、長期包括契約を結んで多種多様な民間の事業者の方々と連携することによって、最新技術なり民間が持っているノウハウ等を、市の職員に直接幅広い視点で伝えていただくことによって、職員の技術レベルも向上されていくだろうと思ってございますので、今回の長期包括契約を導入するに当たって、職員のレベルが下がるというよりは、むしろ向上するのではないかなというふうに思っているところでございます。
以上でございます。