
西園寺みきこ
立憲民主ネット現職
映像ID: 2500
2845【西園寺委員】 分かりました。ではこれは報告をお待ちしたいと思います。
この吉祥寺のセンターエリアのコア中のコアである、あの場所です。いろいろなことにチャレンジしていただいたと思います。さっきは給水器のことを言いましたけれども、あの屋上の庭園の緑化というのも、当時非常に評判がよかったというか、ほかの自治体からもすごいと言われた屋上庭園がありました。それも、この昨今の温暖化で、ちょっと持続可能にならなかったのは残念でありますけれども、いろいろなことにチャレンジしてきていただいたと思います。
これは大きな方向性なのですけれども、あそこを民間のビルというふうに位置づけた場合には、現状の大体似たようなテナントビルとして、現状とほぼ同じような規模にして、特に高さも建蔽率──建蔽率は関係ないか、容積率とかも変えずに、そのまま老朽化に対する対応にして、同じような民間ビルをもう1回建て替えるのが、一番消極的なというか、穏やかな方向性ということになるのかなと思います。
民間ビルとして考えた場合には、さらに収益性ということを追求すると。高さをもうちょっと高くするとかそういうことが、一つとしてまたあり得るのかなと。決して私はそれに賛成というわけではないですけれども。そういう考え方もある。けれども、もう一方の極としては、公共の役割のほうが大きいのだからということで、公共の役割のフロアなんかをきちんと置いていく。今も美術館はありますけれども、そういう考え方があるかと思います。
その大きな方向性についてはどんな議論が、また庁内検討委員会ではどんな意見が出ているのでしょうか。ちょっとそこはお聞かせ願えればと思います。