
本間まさよ
映像ID: 2542
3015【本間委員】 では、今回の武蔵野市下水道条例の一部を改正する条例は反対といたします。
質疑、また説明の中で、今回の料金改定については、コロナ、物価高の影響を考慮して提案したという御説明がありました。また、私どもが前回の料金改定のときに、料金の単価を5円ではなく、もっと細かくするべきだという指摘をさせていただいて、今回こういう形での提案ということもあり、市としてなるべく料金を抑えようということについては、見える部分も確かにあります。しかし私たちは、物価高騰がこれだけ大変な中で、市民の人たちの暮らしをどう守るかという意味では、上下水道の基本料金を、例えば減免とかをして、市民全体の生活を守っていくということも含め、要求させていただいたところです。
ところが今回料金が値上げということで提案されて、これはやはり残念だなというように思っております。特に8立米以下、基本料金ですが、ひとり暮らしとか、つつましく生活されている方たちに対しても、近隣市、私が聞いたのは三鷹市と小金井市ですけど、その後、西東京の御答弁もありましたが、基本料金というところから見れば、武蔵野が一番高いということで、一方でこれもずっと昔から指摘していますが、武蔵野市は事業所についての料金というのは、他市から比べると2分の1というような料金体系になっていて、これはやはり見直しをすべきだということは長年訴えてきたところです。
そうした状況を見る中で、やはり今回の値上げについて、これは残念ながら認めることはできないという立場に立っております。
一言言いますと、企業会計になって独立ということで、それも私たちは、このことによって料金値上げにもつながっていってしまうということで指摘させていただきましたが、やはりきちんとした対応というのはすべきだと思っておりますし、ぜひそうした観点を。先ほど質疑の中でも担当課のほうでは、料金改定については今後検討したいというお話もありましたので、ぜひこのことについてはやっていただきたいし、あと、減免についても、ボーダーラインの方たちに対する対応だとか、業種によっても、しっかり武蔵野市として応援していかなければいけないということに関しては、お風呂屋さんだけでなくいろいろ考えるとか、そういうことも含めた、総合的な考え方というのをぜひ持っていただきたいということを申し述べて、討論とさせていただきます。