3026【原澤住宅対策課長】 空き家の活用につきましては、やはり先ほどの相談支援とか、あとは士業の方を中心とした専門家による相談窓口等も設けておりますので、例えば自分が所有している物件を、福祉目的であるとか、ある程度公共目的のために使用したいという要望があれば、うちのほうに寄せられれば、より専門的な知見を持って、そういったところで御相談いただくということと、東京都のほうでもそれは推進していて、ワンストップ窓口というのを設けていて、選定した5つの民間事業者による相談支援を行っているというところもございますので、この辺を御案内していくことになるかと思います。
ただ、今のところ、住宅対策課のほうに所有者側からの提供物件として御相談をいただくというのはなくて、近隣自治体なんかでも、いわゆる空き家バンクみたいなのをされている市もあるのですが、なかなか提供物件がないというところが悩みだということは聞いておりまして、例えば昨年11月から空き家バンクを始めた市なんかは、活用要望は9件あるけれども、提供要望がゼロ件というような状況もあるようですので、武蔵野市もそういった土地の価値の高いエリアということで、売却なり賃貸なりで十分効果が得られるといった土地柄ではありますので、その辺のニーズについては今後もよく把握しながら、活用については検討していきたいと思っております。