3032【松崎環境部参事兼緑のまち推進課長事務取扱】 それでは、行政報告をさせていただきます。よろしくお願いします。ペーパーは、こちらのA4表面1枚のみです。
それでは、境南ふれあい広場公園の今後について報告いたします。
まず1番、開園当初のコンセプトというところで、憩いの空間としての公園と駅至近のにぎわいを求める広場の要素、この両面を踏まえた整備を行っていこうということで整備された公園でございます。
2番目の公園の概要につきましては記載のとおりです。
続きまして、3のこれまでの経緯でございますが、これは通常の管理とは別に実施してきた主なものを記載しております。
平成23年の開園以降ですが、イベントで使われた以後は、種まき等オーバーシードを行っております。一番上の写真ですけれども、広場全体を囲いつつ、中央の状態の悪い箇所を重点的に制限したときの様子でございます。
平成27年度には、年間の約6割程度の日数、210日、これを制限しまして、その結果、上から2番目の写真のように回復をしております。しかし、開放後はまた裸地化が再び進んでいるというような状況でした。その後はかん水やエアレーションといった維持管理ですけれども、この回数を増やしたり、充実させていったという経緯もございます。
また平成29年度には、ポット苗、ある程度育ったものですけれども、それを補植するイベントを行ったりと、幾つかの方法で芝生の復活のチャレンジをしてきたという状況でございます。
続きまして、平成30年には、芝生地としての管理を諦めた場合、どういう補植等をしていったらいいのだろうということの検討を行いまして、翌令和元年度には、広場の周り、周囲にございます中高木の根元、植ますの部分に、低木類ですとか地被類、これを新植して、緑の量の確保に努めております。
こうした中で改めて、課題の整理ですとか、整備に向けた議論を内部では継続してきた状況です。芝生の維持には先ほども申し上げたように、一定期間の制限、養生というのが必要でありまして、現状の広場の使用方法、ある程度開放してイベントにも使うという方法、この状態であれば芝生を保全するのは難しいであろうという見解でございます。
そこで今後どうしていくかというところで、4の今後の予定ですけど、すみません、ポチの上、キックイベントとなっていますが、これはキックオフ、「オフ」が抜けています。申し訳ございません。それで本年の11月にキックオフイベントを予定しておりまして、これを契機に、来年度、令和6年度、1年間かけて、ワークショップを開催することとしております。そのワークショップの議論の中で、公園の在り方について改めて方針を提示していただいて、市としての進め方を確認してまいりたいというふうに考えております。また未確定でございますけれども、令和7年度以降、設計や整備ということに取りかかれればいいなというふうに考えております。
報告は以上です。