
大野あつ子
映像ID: 2390
10【大野委員】 ありがとうございます。ただ、このプールの、スポーツに向かっていくということでいうと、スイミングに小さい頃から通わせたりとか、いろいろな遠くにあるプールに保護者が連れていくことができる家庭と、そうではない家庭と、就学する時点ですごく差がついてしまうということが往々にしてあると思うのです。公がそういうプールを持っている、10円で入れるプールとか、そういう子どもが行きやすいところにプールがあって、小さい頃から入れるというのは、その後の子ども自身が、小学校に入った時点で、もう何でも4泳法ができる子と、水に顔をつけたことがありませんという子と、すごく差ができてしまうことは、あまりよくないなというふうに思っています。
そういう意味で、水慣れというのでしょうか、冷たい水に顔をつけて、でも大丈夫、じっとしていれば浮くとか、そういうことが分かることが、その後のスポーツに対する姿勢になっていくかなというふうにも思っております。
すごく面白い施設だなと思ったのは、府中の郷土の森博物館の中に水遊びの池がありまして、夏の間だけ水が流れていて遊べるのですけれども、武蔵野市は土地がやはり狭いので、なかなか大きな施設を造ることは難しいかというふうにも思うのですが、いろいろな既にある施設を活用しながら、そういう就学前の子どもたちにとっても外の冷たい水に夏場触れる機会というのは、今後考えていっていただきたいなと、この皆さんのアンケートの中で、外の水に触れる機会を残してほしいという御意見がある中で思いました。これは要望とさせていただきます。
もう一つ、このアンケートを取ったことが討議要綱にも影響していくのだというようなお話でありましたけれども、学校改築が今進んでおりますが、この学校改築で、今まさに井之頭小学校とかは本当に敷地がなくて、前回の文教委員会ですか、御報告があったときに、体育館の上に乗っけるしかないというような案も出ておりましたけれども、その学校改築の議論にも、このアンケートというのは活用されていくのかという部分をお伺いします。