
道場ひでのり
映像ID: 2390
51【道場委員】 そこは分かりました。ここに書いてあるとおりなのですけど、とにかく操作はできない、そういうことで認識をしました。そうなると、一定の土台というか、コンディションは整った中での数値ということになると、アンケートの内容もしっかり反映されたものとして捉えないといけないと思います。
そこで、これもちょうど本間委員が言われたことに私も全く同感だったのですが、今回のこのプールに関しての一番のイシューというか、大事なところは、屋外プールをどうするかということだと私は思っているのです。そこで、私はもともとここに住んでいた人間ではありませんので、10円を持って私が子どもの頃に行ったという経験はありません。しかしながら、3人の子どもを連れてよく行きました。屋外のプールというのに非常にこだわりがあって、ちょうど私は御殿山に住んでおりますけれども、井の頭公園の分園にあった屋外のプールも使いました。そして屋外は、あと、随分昔には、井の頭公園の中にもすごく冷たいプールがあったのですが、それは私はまだ結婚する前でしたが行きました。
そしてまさにここの市営プールです。私の場合、3人子どもを連れてくるわけですけど、家族と来ても非常に使いやすいというか、ちゃぷちゃぷ遊んでいる分には非常によかったわけです。ということになると、ここで何を言っているかというと、使えない時期に屋内のプールを使うのと、屋外のプールを家族が使うというのは、ちょっと色合いが違う使われ方をしているなと思ったのです。
市役所の向かいにあって、そこで私が例えば夏場でも事務所というか、会派室のほうで仕事をしていますと、子どもの声が聞こえるのです。本当にキャッキャという声が聞こえます。そうすると、屋外プールのヘビーユーザーというか、メインユーザー、使われているのは、子どもではないか。自分も使っているときを思い出すと、半分以上は恐らく子どもです。それがまさに本間委員が言われたとおり、アンケートの対象がまず16歳以上になっているって、これはちょっと変だなと。確かに聴き方とか、郵送物に対しての対応とかというのはちょっと難しいのかなと思ったのですが、そこは私も思いました。
そしてヒアリングの中にもこれがあって、このページでいうと、使われている方のところ、3−2になるのです。利用者ヒアリングの調査結果というので、サンプル母数、これは10代からしかないのです。要するに、では1桁代の子どもたちは答えられないからとなったのか。でも実際は、もう小学校の1年生から3年生ぐらいの子どもたちも多く来ているのです。部長のほうからは、家族でいらっしゃっていたので、家族のほう、だから親御さんが答えたから反映されているとあったのですが、これはやはりユーザー、使っている人は圧倒的に子どもが多いのです。
そうなると、この意見はやはり本当に聴かなければいけない。別にあえて私はここで子どもの権利の話はしませんけれども、まさに子どもの声を聴くべきです。声なき声ではないけど、弱い立場というか。子どもも大人も全部平等に見ていれば、もともと子どもの権利なんてとやかく言うことでもないのだけれども、しっかり人権を。そこまで言うとあれですけど、こういうときにこそ本当に子どもの声を聴かなければいけない。
そこで、こういう2,000人のアンケートもそうだし、ここにある利用者ヒアリングでも、小学校3年生とか4年生以下の子どもの声を反映していないような形になってくると、これはやはり問題があると、私は思います。これに関して、今の私の意見に対してきちんと反論できるか、お答えください。