216【吉村子ども子育て支援課長】 先ほど本間委員からも、子どもの権利委員会・一般的意見というのが出ておりまして、これは子どもの権利条約に基づいて、子どもの権利を保障していくために、締約国が施行して実施していくためのきちんとした理解をするためにということで、権利委員会というところが一般的意見というものをつくっているものです。(「国連」と呼ぶ者あり)すみません、国連がつくっているものです。
その中に子どもの最善の利益という説明があって、長いのではしょりながらなのですが、「子どもの最善の利益の概念は複雑であり、その内容は個別事案ごとに判定されなければならない」とか、あとは「この概念は、当事者である子どもたちが置かれた特定の状況にしたがって、その個人的な背景、状況およびニーズを考慮に入れながら個別に調節・定義されるべきである」などということが書いてありますので、ちょっとここで、それがそうですということをお答えはできないものであると思っております。