388【石川子ども家庭支援センター担当課長】 3点御質問いただきました。
まず、アンケート結果で合計が100%を超えているというところで御質問をいただいております。こちらにつきましては複数回答が可能な状況になっておりまして、複数を選ばれた方が一定数いらっしゃったため、合計が100%を超えている形になります。複数回答されている方は統計上両方にカウントさせていただいていますので、結果的に100%を超えている形になっております。
続きまして、「実施を希望しない」という方が半減した原因というところになりますが、こちらのほうの要因といたしましては、実際にお子さんを8月から受け入れるという形になったのですけれども、令和3年度に関しましては緊急事態宣言が発出された関係上、実質行えなかったというところがございまして、やはり実際どういう状況だったのか分からないという形の意見が多かったのかなと思っております。
実際に8月に受入れをしてみたところで、思ったよりも利用者が少なかったというのがこちらの感想ではあります。ただそれはコロナ禍の要因で少なかったのか、そもそも利用ニーズがないのかというところは、ちょっとまた検証はさらに必要かなと考えているところでございますので、その辺りの、実際使ってみて思ったほど、4・5歳児の方の不安感が薄れてきたのかなということは分析しているところでございます。
3点目、「利用者の不安や懸念についてはいずれも施設スタッフの関わり方の工夫により対処可能」というところですが、まず利用者の方の御懸念は、高年齢児、4・5歳児が入ってくることでの不安が一番多いかなというところでございますが、こちらについては、4・5歳児も一緒に関わるような異年齢交流を進めていって、乳児をお持ちの方については、成長の見通しをつけていただく、さらに4・5歳児の発達の理解ということで、実際に自分の子どもが進んだ場合どうなるのかを知っていただくことがまず1つ。
あとは子ども同士というところで、今回少なくはありますけれども、きょうだい児の4・5歳の子と乳児が一緒に遊ぶような姿であったりとか、そういう異年齢交流も見られる部分もありましたし、ここをどう広げていくのか、実際に一緒に過ごすことでの安心感を皆様に感じていただけるというのが、今後の必要なところになるかなと思っております。
以上です。