1014【月原保育施策調整担当課長】 それでは行政報告として、株式会社コスモズによる武蔵境コスモ保育園の施設整備に係る補助金の不正受給の対応状況等について(その2)について御説明いたします。こちらは、6月の文教委員会での行政報告以降の対応状況等についてとなります。配付資料を御参照ください。なお、資料配付後、一部進捗がございましたので、併せて御説明いたします。
まず初めに、項番1、令和5年6月19日文教委員会以降の対応状況について御説明します。
1番目として、過大に交付している補助金額(返還額)の確認についてでございます。現在市は、過大に交付している補助金額を確認し、本来交付すべき補助金額を確定させるため、同年6月に、株式会社コスモズに対し、武蔵境コスモ保育園に係る最終的な施設整備の費用やその内訳が分かる根拠資料などの資料について提出を求めました。しかしながら、運営事業者が資料提出の期限を遵守しないことや、市が要求する資料の提出がされないことにより、その確認に時間を要しているところでございます。
ここで、資料には記載してございませんが、先週、令和5年9月8日に、運営事業者から、最終的な工事金額等の見解として資料が提出されたため、現在、担当課において当該資料を精査し、返還額の確認を行っているところでございます。
2番目として、武蔵境コスモ保育園の巡回支援についてでございます。現在、市の保育アドバイザーや保育事故防止支援指導員が当該保育園を今年度からは月に2回程度の頻度で巡回し、保育の状況確認、指導及び助言を行っているところでございます。
3番目として、庁内ヒアリングの実施について。当該施設整備は、7年以上前の平成27年度の補助金事業ということもあり、令和5年8月中旬に当該補助金交付時の市担当者に対し庁内ヒアリングを実施し、当時の市補助金の交付事務等の状況を確認してございます。
4番目に、その他として、本事案については、適宜、市が契約する弁護士に相談し、対応しているところでございます。
次に、項番2、今後の予定及び方針について御説明いたします。今後、報告書、社外調査委員会報告書の内容、その他関連資料、先ほど御説明した9月8日の事業者からの資料を精査の上、過大に交付している補助金額(返還額)等の確認を行い、過大に交付している補助金額については返還を求める。また、その他の対応の必要性については、弁護士と相談しながら検討してまいります。
以上で説明を終わります。