
本多夏帆
映像ID: 2537
1148【本多委員】 そういうことは、何が言いたいかというと、現場の先生たちの、ある種そこが自己点検のところにやはり関わっていけないと、なかなか実態を伴った形での点検評価というところに結びついていかないのではないかなというふうに感じているところです。どうしてもここに、きれいに整理をしていただいて、こういうふうに情報をまとめていただくということ自体は、当然必要なことだと思っていますし、重要なことで、そういう振り返りになるということは重要だと思っているのですけれども、それでは、ここをベースにして有識者の方々からの御意見をいただくというこの流れの中でいくと、有識者の方々からの意見が本当に実態に即しているのかというところで、少し距離があるのではないかなというふうに思うところではあります。
というのは、よく言われるような現場での感覚というところと、有識者からの意見、評価というところが、ちょっと間が当然、教育委員会のところの間が挟まることによって、本当にこれを現場の先生が見たときに、そんなことないよというふうに思ってしまうようなことがあるのであれば、それはやはり違うのではないかなと。それはやはり机上の空論みたいになってしまうし、それが改善につながっていかないということになるのは、非常にこれ、やっているのにもったいないと思うのです。
なので、正直、こういう有識者からの意見と書いてあるところは、武蔵野市、すごいみたいなふうに書いてあることのほうが多くて、当然、すごいことはすごいのですよ。すばらしいことはすばらしいと評価していただいて、それはそれでいいと思いますが、何のためにこれをやっているのかといったときに、点検、評価をするということは、もっとよりよくすると、改善するのだと、もっとよりよくしていくのだということに向けてこれをやっているはずなので、当然義務だからやっているというところもあると思うのですけども、では何のためにこれをやっているのだろうといったら、やはり実態に即していないと、せっかくやっているのに次につながっていかないというふうになってしまうのかなと思っています。
なので、細かい指摘は今日はここでやらないのですけど、それは決算のほうでやりたいなとは思っているのですが、私はそういうふうに読んでいて感じるところがあるのですが、御担当としては、この有識者の意見が書面と口頭でのヒアリングからの意見だというところを考えたときに、現場との距離みたいなものというのはどういうふうにお感じになるか、教えてください。