令和5年 文教委員会

  • マッチ発言
  • 発言
  • マッチ箇所

0箇所マッチ

1485【勝又子ども家庭部長】  少し補足をさせていただきます。市の待機児対策につきましては、これまでも取り組んでいますけれども、ここ数年は、新たな認可保育施設を設置するのではなくて、今ある認証保育所を認可化することによって、3歳以上の枠をつくる。3歳の壁と言われていますから、その上をつくっていく。認可保育園にすれば、その後、3歳でまた保活をする必要がなくなりますので、そういう施策で待機児対策を行っていこうということから、認証保育所の認可化という形になっています。これまで、例えば、キッズいながき、また、武蔵境すみれ保育園など、認証保育所を認可化して待機児対策を行ってきています。これは、担当からもありましたように、あくまでも4月時点の申込み状況、入所状況、あと、ニーズ、その辺りも見ながら待機児対策本部でこれまでも決定してきました。その中で、今、最後の武蔵境すみれ保育園を整備した状況を見て、今の段階では新たな待機児施策としての整備は必要ないだろうと。ただ、プランにも書いてありますけれども、この後、どういうふうに保育ニーズが変わってくるか分かりませんので、認可化という手段はまだ残っています。確かにプランにも書いてありますし、止めてはいますけれども、残っています。ただ、それをその都度、皆さんにお知らせするということではなくて、やはり入所申込み状況を把握して、その次の年度の保育施策を立てる時期に、どっちに判断するのか、止めるのか、それとも認可化を進めるのかという判断をしますから、その段階で、進めるのであれば当然進めるで、皆様にも。予算が伴いますし、施策もありますし、進めるのであれば当然公募という形も考えられますので、ほかの事業者さんにも一定程度公平性の担保がありますから、そういう手段も必要になりますので、施設ができたからすぐ認可化するということではないと思っているのです。
 今回も、事業者からの提案がありましたけれども、そこが市の施策と合致をしていれば認可化という手段もあったかもしれませんけれども、その段階での市の施策が、認可はまだ今のところ見合わせるという中でお話がありましたから、今回は単なる移転となりましたけれども、今後、保育需要が変わってくれば、また認可化という手段はまだ消えてはいません。今はちょっとストップしていますけれども、その都度、的確に判断をして、必要であれば。あと、地域もありますので、境地域に必要なのか、吉祥寺なのか、中央なのか分かりませんが、その辺りも判断しながら、必要であればその都度、また事業者にもしっかり周知をしながら、必要な施策を本部会議で判断をして、また、その判断がありましたら、議会、市民にもしっかり周知をしながら、手順を踏んでしっかりやっていくという判断でございます。

コメント投稿

もうアカウントは持っている? ログインはこちら

登録していない? アカウント作成