令和5年 文教委員会

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1543【石川子ども家庭支援センター担当課長】  失礼しました。まず、2階の使い道からなのですけど、2階については大きく3部屋ほどございまして、一つは、利用者の個人情報等の取扱いもありますので、少し閉鎖された空間が欲しいというところで、事務所機能として。もう一つは、相談という形で、個別の相談がある方は上に来てどうぞという形で一部屋取っております。もう一部屋は、イベントとかに使えればというところで、一旦、内装工事とか、じゅうたんを敷いたりという形で、今、整備はしているのですけど、何かしらイベントのような形でスポット的に使えればという形で、比較的広めのスペースがあるのですけれども、そこが2階の部分で取っているところになります。
 次に、コミセンとか都のひろば事業との違いになってきますけれども、大きく、単発でやっているものと、常設、年間を通してやっているものでの運営の見通しの違いはあるのかなと思っております。コミセンの親子ひろばですと、例えば月1であったりとか月2回やっているところになりますけれども、基本的に、コラボでのイベントもあったりしますけれども、はじめましての方も結構多いので、そこの中で利用者さんとの関係を通じて1時間半の中でどう関係をつくって、またこういうところもあるよとか、行ってねとか、また来てねというような形の関係が主になってしまうのですけれども、常設で来る方につきましては、やはり決まった時間に来れないと言ったらちょっと語弊はありますけど、なかなか来ることが難しい状況にある御家庭の方が来るので、そういった意味で、より子育てに悩みを抱えている方もいるのかなという部分であったりとか、長期間接することでの関係性というのはあると思います。特に、相談を進めていく中で、例えば、お子さんに発達の課題があるかもしれないという悩みを抱えている保護者の方もいらっしゃいますし、そういう方が、単発の御相談、来れるか来れないか分からない月1の相談の中で深いところまでお話をしていただけるのかどうかというのは、なかなかハードルは高いのかなと思っています。コミセン親子ひろばについては、支援者の方たちと気軽に始められる子育て支援のファーストステップのような形で、支援者も気軽にできますけれども、常設の場合はやはり一定程度スキルというのは出てくるのかなと思っています。今回のプロポーザルも、常勤で1名、施設長を置いてくださいという形の条件にしておりますので、ここについて、我々としても経験というのは一定程度求めているところかなと思っております。
 次に、施設基準になりますけれども、子育て支援拠点なのですけれども、割と自由な形といいますか、民家の1階部分を使ったりとか、個人宅を供与して使っているひろばは全国的にたくさんございまして、施設基準がそんなに細かくはなっていない状況で、かなりアバウトといいますか、その辺りは参入ハードルが低いというような形になっていますので、そこがいいところにもなっています。ですので、今回、施設基準としても、我々として求めていたのは耐震基準。今回の建物については新耐震を満たしているところですので、建築確認済証の確認であったりとか、あと、施設の整備という形で、授乳スペースの確保だったりとか、そういった運営の部分についての施設基準は求めていますけれども、スプリンクラーとか、そういう認可保育園のような厳しい建物基準は要求していないところになります。
 以上となります。

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