7839【山中納税課長】 それでは、共通納税システム(国)の対象税目拡大に係る本市の対応について御報告いたしますので、資料を御覧ください。
地方税務手続のデジタル化を推進し、納税者等の利便性を向上することを目的に、地方税共同機構によるeLTAX、こちらは地方税のオンライン手続のためのシステムになりますが、こちらのシステムを通じた電子納付の対象税目が、令和5年4月1日以降の新規課税分から拡大されます。本市におきましても、その趣旨にのっとりまして、下記のとおり対応し、納税者の納税環境の充実を図るものでございます。
まず、1のeLTAX電子納付対象税目についてですが、eLTAXは、令和元年10月より運用を開始しておりますが、これまでは「(1)現在」に記載のとおり、主に法人向けの税目が対象となっておりました。本年4月以降は、「(2)追加」のとおり、固定資産税・都市計画税、軽自動車税(種別割)、個人市・都民税(普通徴収)、国民健康保険税(普通徴収)の個人の税目4税が新たに対象となります。
2の納付方法ですが、(1)変更となる納付方法としましては、eL−QR、地方税統一のQRコードが印刷された納付書を使って、ア以下の方法での納付が可能となります。
アは、ウェブ上の地方税お支払いサイトを通じたクレジットカードやインターネットバンキング等による納付で、こちらは市が契約しておりますペイジーに対応していない金融機関でも納付することができるようになります。
イ、スマホ決済アプリによる納付、ウ、全国のeL−QR対応金融機関における窓口納付、こちらは、市の指定金融機関を含む全国370ほどの金融機関で納付が可能となります。
続きまして、(2)従来どおりの変更のない納付方法としましては、アの口座振替、イのペイジーによるATM・インターネットバンキングによる納付、ウのコンビニエンスストア納付がございます。注意書きのとおり、昨年2月に導入をしましたスマホ決済アプリは、QRコード納付に変わりますので、納付書記載のバーコードを使った納付は、令和5年4月以降、コンビニエンスストア納付のみに対応することとなります。
続きまして、3、eL−QRつきの納付書の見本は裏面のとおりでございます。裏面の見本を御覧ください。一番下の中ほど、「見本」の文字の下に、QRコードとeL−QRの文字が印刷されますほか、一番上の「納付書兼納入済通知書」の右横に、丸で囲ったeLマークが印字されます。
上に戻りまして、4の周知方法としましては、本日の総務委員会への行政報告を経まして、新年度4月1日号市報及びホームページへの掲載のほか、納税通知書に同封するチラシなどで周知を予定してございます。
報告は以上でございます。