8072【齋藤財政課長】 3件御質問いただきました。
まず、吉まち基金の関係の件でございます。6,200万円の減額という形でございますが、毎年度、吉祥寺南口の関係で、吉まち基金を6,200万円ですが、充当させていただいているところでございますが、事業が残念ながら進まないので、ここのところで基金の充当のほうも落とさせていただいているということで、事業の進捗によってということになります。
それから、基金の積立金のほうで、今回、歳出のほうの財調と公共の積立ての関係、それから残高のというところかと思います。まず、基金のほうに関しましては、この最終補正で様々な予算の調整を図るような形になります。その調整の中で、今回、繰越金というものが最終調整されまして、今回も26億程度補正をする形になります。それは前年度、令和3年度からの繰越金をこの最終補正で調整をして、基金に積み立てるために歳入のほうで計上するという形になります。これは令和3年度の決算が確定してから初めてできることになりますので、こちらは毎回この最終補正で調整させていただいているところになります。前年度からの繰越金も非常に多くなっているというところで、基金の積立てというところでございます。
財政調整基金のほうの積立てに関しましては、今年度また経済支援等で活用をさせていただきました。ただ、毎年度、こちらは災害時等のためにも確保しておかなければいけませんので、残高としては60億を現状維持とするために、取り崩したものを今回のところでまた積み立てて、残高を60億にするということの調整を図ってございます。
公共につきましては、やはり今後の大規模改修等のためにしっかりと積立てをというところで、公共、学校を中心に積立てを行っていますので、積立額のほうの金額が大きくなっているという形でございます。
それから基金の残高につきましては、予算の概要ももうお配りしているところでございますので、その資料等を御覧いただければと思うのですが、基本的に今、一般会計の中では、全体では533億という残高になっているところでございます。
それから諸費の関係でございますが、こちらは例年よりも非常に大きな補正という形になりました。こちらに関しては、一番の理由は、新型コロナウイルスワクチン接種事業の令和3年度からの繰越金、これは歳入分です。国や都からの歳入分のところを非常に大きくいただいているところがございましたが、それを翌年度精算するために、例年よりも非常に返還する額が規模が大きくなったということで、今回この金額の補正増という形にさせていただいております。
以上です。