8471【佐藤建築指導課長】 今どれぐらい市内の建物が緩和されるかということは、多分、低炭素建築物認定とか省エネ建築物認定のことかなと思います。低炭素建築物の認定ですが、これが、市内では大体年間40から50件ぐらい、50棟ぐらいが申請されております。もう一つ、建築物省エネ法に関しては、これは今かなり建築確認で、令和7年以降は全面的に施行するという改正がなされているぐらいで、ある程度入ってきていますので、あまり利用ということがなくて、令和3年度ですと大体年間2件ぐらいの規模でございます。これらが、1つは手数料が今回改正することで安くなるというのは、別表を見てもらえば分かるとおりなのですけども、それだけの中で、実際は申請がしやすくなることを国が目指しておりますので、これらの申請が少しでも増えてくればいいなという状況で、今回市内でも見込んでいるところでございます。
あと、カーポートの話ですけど、カーポートは建蔽率が問題になってきます。建蔽率目いっぱいで、竣工後カーポートをつけられるという方が多くて、そうすると建蔽率オーバーで違反になってしまいますので、これはやむを得ず、建築指導課から違反指導せざるを得ないということでございますが、カーポートに太陽光発電を乗せること自体は、建蔽率が合っていれば問題ないのですけれども、聞くところによりますと、再生エネルギー促進区域というのを定めることによって建蔽率が免除されるという規定がどうもできるらしくて、それらのことをしていくことで、建蔽率は逃げられるのかなと思いますけど、市内としてそうやって建蔽率を上げていっていいのかという問題もありますので、これについては今後の課題かなと思っております。
以上でございます。