令和5年 総務委員会

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深田貴美子
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2532

9084【深田委員】  陳情の取扱いの結果を見てではないでしょう。陳情というのは市民の皆さんの願いですから、これにどう対応するかという処方箋を出すのは市の責務ではないですか。陳情の結果を待ってというのは、議会の意向を聞いてからという話でしょう。これはおかしくないですか。この条例を駆使する、この知恵を働かせていただきたいのです。
 いずれにしましても、この条例が制定された本当に僅か2年後か何かに、国の法令は規制緩和になり、それに従い東京都の条例も規制緩和され、図書館は結局のところ、性風俗に関しては100メートル、場合によっては50メートル。商業地域ですから。こうした抜け穴がぽっかりできてしまったわけです。その後何の補いもしてこなかったのは、まさにこれは不作為と言われても仕方がないと思っています。立法府である議会の責任も重大なのです。
 ある方がおっしゃっていました。図書館を中心とした200メートル神話、これが大き過ぎて、前提を疑うことをしてこなかった。これは非常に残念なことだった。加えて旅館業法の民泊の問題で、旅館・レンタルルーム規制条例を廃止した。あの中に唯一あったのが、コミュニティセンターが抑止の施設になっていたということです。
 今回は旅館・レンタルルームではありませんから、キャバレービルは規制できないにしても、ああした事案があったときに、もう少し私たちは想像力を働かせて、このような事態を招くという可能性を共有しておくべきだったのではないかと、深く反省をしています。ただ、反省してざんげしていても仕方がないので、できる限りのことを検討しなければなりません。
 本市が持っている環境浄化に関する条例の中には、環境浄化審議会を置くという形になっていて、これも非常に全国に先駆けたもので、よく考えられたものだと思っています。これは風適法や公安委員会の規則の中にある風俗環境保全協議会、まさにこれに相当する位置づけです。だとしたならば、この一般質問で私は、風俗環境保全協議会、これを警察と共に連携できませんかと。この中に事業者が入っているということが大きいのです。警察主体の協議体です。ところがこれはできないという御答弁。だとしたならば、得意の本市独自のこの環境浄化審議会を強化していく、こういうことをお考えになったらどうですか。
 当該地には、まさに吉祥寺東部地区街づくり協議会という、この環境浄化の活動で一生懸命頑張った、先人たちが立ち上げた会議体もあります。他の全国の風俗環境保全協議会の内容を拝見しますと、こうしたまちづくりのNPOなども入って協議をしていき、一定のまちのルールをしっかりとつくり上げていき、先ほどおっしゃられたようなお掃除の話や、悪いことはしないでみたいな、こうした話をきちんと具現化していっているわけです。せめて、この環境浄化の審議会を強化していくということをお考えになったらいかがですか。どうでしょう。

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