令和5年 総務委員会

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9199【小内資産活用課長】  まず礼拝棟と修室棟の取扱いでございます。現時点では、まだそちらを両方とも壊すということは決めておりませんで、礼拝棟につきましてはむしろ、管理部門であるとか活用に向けて、手を幾らでも加えられる要素があるので、礼拝棟については残してもいいのではないかというような御意見が多数出ているところです。
 一方で修室棟のほうは活用代があるので、そこを活用してはどうかという御意見がある一方で、やはり庭から建物を見たときの眺望であるとか、建物から庭を見たときに眺望が阻害されていることから、やはりあそこについてはむしろないほうがいいのではないかというのが、前回有識者会議の中で出された意見でございます。今後その辺りも整理しながら、当然本体については保存、復元ということを主体に検討してまいりますが、特に南側の修室棟については、そこの活用の是非等も含めて、さらに検討を進めたいというふうには思っております。
 開口部でございますが、まずは外回り、サッシ、それが今アルミサッシになってしまっているので、オリジナルの設計図書を見ますと全開放になるハンガードアなのです。それが要するに庭と建物が一体的につながるという、レーモンドさんの設計思想をもろに反映しているディテールなので、そこは復元するべきだろうというのが有識者会議の意見でございます。
 また住宅だったということから、奥様といいますか、妻の部屋から、どこの部屋にもアプローチできるようにつながっていたという空間が非常に住宅なので、そこはやはり内部の建具についても、特に1階の部分については復元をしていくといいのではないかという意見が出ております。

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