
深田貴美子
映像ID: 2611
9851【深田委員】 ということは、この12月で新しくなられる市長さんのお顔が入って出るわけですから、なおさらのこと、どなたにお願いをしたのかということはきちんと明記するべきだと思います。これは強く要望しておきます。
それから、男女平等を目指しての推進計画でございますが、まだまだジェンダーギャップ指数も、日本は146か国中125位、G7の諸国の中で最下位、書いてあるとおりなのです。もう本当にこの課題を何とかしていかない限り、多様性のある社会なんて実現いたしませんし、そもそも少子化の原因もここにあるわけでございます。ですので、きちんと進めていくということを、これからもこの計画に従って、もうずっと同じことを言っているわけなのですけど、より効果のある形で進めていくこと。ただ、1つ、このデータを見て私非常に、ああ時代が変わったのだなと思ったのは、いわゆるM字型曲線が大きく底上げされたということです。それこそ私どもの時代は、このM字型をどのように解決していくかということが最大の課題でした。これがかなり欧米に近くなってきて、Mでなくなってきているということは、これは男女平等推進を進めてきた成果であるとも思いますし、ある意味女性の努力であり、企業や組織のバックアップあってのことだと思います。
新たな問題は、先ほど大野委員がおっしゃったように、女性と暴力とか、女性と性被害、女性と貧困、それから女性と経済格差、さらには、困難女性をどう支援していくかということが社会問題として大きくクローズアップされてきているように思います。事、武蔵野市においては、先ほども申し上げましたけども、歓楽街を中心にガールズバーが強烈に増えてきているということです。これは若い女の子がカウンターの向こう側に店主としているわけです。こういう営業形態が非常に今人気になっているということ。それからもう一つは、地下アイドルを追いかけていく推し活のために、若い女の子たちがパパ活をする、こういうような変なマーケットがこの吉祥寺にできつつあるわけです。
昨日私がちょっと都心のほうで我が党の女性の勉強会がございまして、そこで聞いてきた話では、次はやはりホストなのだそうです。ここに通う女性が、先ほど大野委員がおっしゃるような事件に巻き込まれていく可能性というのが、恐らく次はこの吉祥寺にも現れてくると思います。この地下アイドルの子たちが、年齢層が非常に幅が広い。もう10代の男の子たちが全身に入れ墨をしているような状況で地下アイドルを演じていると。そういう子たちがホストをやっているという現実もあったりして、恐らくこの吉祥寺はそういうニーズとマーケットとして今最適な状況になっていることは間違いないのです。
ですので、ちょっとぐらいと言っている場合ではありませんし、これは別に差別でも区別でもなくて、市民生活の安全と、それから、女性というのはやはりこういうところに転落しやすいというのは、昔から言われている研究で証明されていることなのです。ですので、性の商品化、これによる女性の貧困、こうしたことにしっかりと支援をしていくためにも、早期の発見、そして先ほど説明いただきましたような相談体制、調整会議、具体的には、やはり警察の力が必要になってくるのです、どうしても。御相談はもう本当に深刻な事態で、警察の力を借りないと解決につながらない。これは今、この相談体制の中で警察との連携というのはどのような状況にあるのでしょうか。