9886【小島財務部長】 それでは、一般会計歳入について御説明申し上げます。
予算説明書の28ページを御覧ください。これは歳入の総括で、各款の合計額を記載しております。32ページ以降では、項ごとの合計額を記載しておりますが、款ごとの合計額は記載しておりませんので、御照合いただければと存じます。
最初に、第1款市税でございますが、市民所得の状況、税制改正などを勘案して、総額で、前年度比3.5%、14億5,373万3,000円の増、432億750万を計上いたしました。歳入全体に占める市税の割合は59.2%となっており、前年度と同じでした。
それでは、各税目について、主な増減を中心に御説明申し上げます。
32ページをお願いいたします。
第1項市民税、第1目個人は、前年度比0.3%、5,710万円の増、うち現年課税分は、納税者数の増加や前年度の実績を勘案し、前年度比0.3%、6,150万円増、滞納繰越分は、前年度比4.2%、440万円減といたしました。
第2目法人は、前年度比5%、1億2,473万3,000円の増、うち現年課税分は、企業収益の改善見通しにより、前年度比5.3%、1億2,933万3,000円増、滞納繰越分は、新型コロナウイルス感染症に関する経済的支援策として実施してきた徴収猶予の申請が減少したことから、従前の額を見込み、前年度比54.1%、460万円減といたしました。
第2項固定資産税、第1目固定資産税は、前年度比6.4%、10億8,130万円増といたしました。現年課税分の土地につきましては、負担調整措置等による増、家屋につきましては、完成、新増築、滅失家屋の異動分の見込みに加え、基準年度以外の年は在来分家屋の価格が据え置かれることによる増、合わせて、前年度比4.8%、7億3,130万円増といたしました。
償却資産につきましては、前年度比8.7%、1億3,850万円増といたしました。
第2目国有資産等所在市町村交付金につきましては、東京都浄水場の年間総配水量の増加に伴い、除外面積割合が大きく減少したことから、前年度比98.2%、2億2,200万円の増、4億4,800万円を計上いたしました。
34ページをお願いいたします。
第6項都市計画税は、固定資産税と同様の理由により、前年度比4.6%、1億2,870万円増といたしました。
36ページをお願いいたします。
第6款法人事業税交付金は、交付基準の経過措置が終了したため、前年度比43.4%、2億6,500万円増の8億7,500万円を計上いたしました。
38ページをお願いいたします。
第7款地方消費税交付金は、36億5,000万円を計上いたしました。
40ページをお願いいたします。
飛びまして、12款分担金及び負担金は、総額3億4,537万8,000円で、前年度に比べて1,814万8,000円、5.5%の増でございます。増の主なものは、第1目民生費負担金、第3節児童福祉費負担金における民間保育所等利用者負担金(保育料)徴収金で、現年度分、滞納繰越分を合わせて1,837万3,000円の増でございます。
42ページをお願いいたします。
第13款使用料及び手数料、第1項使用料は7億8,247万7,000円で、2.3%の増でございます。増の主なものは、第2目民生使用料、第2節児童福祉使用料における学童クラブ育成料で、現年度分、滞納繰越分を合わせて1,934万6,000円の増でございます。
44ページをお願いいたします。
第2項手数料は、6億9,959万5,000円となっております。
46ページをお願いいたします。
第14款国庫支出金、第1項国庫負担金、第1目民生費国庫負担金は、49ページにございます保育所等運営費負担金1億6,113万7,000円の増などにより、2.1%増の85億638万9,000円を計上いたしました。
第2目衛生費国庫負担金は、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金2,940万円の増などにより、2億4,434万4,000円を計上いたしました。
第3目教育費国庫負担金は、公立学校施設整備費国庫負担金7,460万の皆増でございます。
以上、国庫負担金の総額は88億2,534万1,000円で、前年度に比べ、3.3%、2億8,120万1,000円の増でございます。
50ページをお願いいたします。
第2項国庫補助金、第1目総務費国庫補助金は、581万8,000円、13.5%増の4,881万1,000円を計上いたしました。増の主なものは、個人番号カード関連事務補助金の増によるものです。
第2目民生費国庫補助金につきましては、主に第3節児童福祉費補助金における保育士等処遇改善臨時特例交付金の皆減や、第4節生活保護費補助金、新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金の減などにより、1億887万5,000円、16.4%の減でございます。
第3目衛生費国庫補助金につきましては、7億4,956万7,000円で、前年度に比べ、6,345万3,000円、9.2%の増でございます。増の主なものは、第1節保健衛生総務費補助金における出産・子育て応援交付金の皆増によるものです。
第4目土木費国庫補助金につきましては、1億8,567万円で、前年度に比べ、5,326万4,000円、40.2%の増でございます。増の主なものは、第1節住宅費補助金における地域防災拠点建築物整備緊急促進事業補助金の皆増などによるものです。
52ページをお願いいたします。
第6目教育費国庫補助金につきましては、2億877万6,000円で、前年度に比べ、1億1,213万6,000円、116%の増でございます。増の主なものは、第2節小学校費補助金及び第3節中学校費補助金における学校施設環境改善交付金の増などでございます。
以上、国庫補助金の合計は、17億4,630万8,000円で、前年度比1億2,466万5,000円、7.7%の増となっております。
54ページをお願いいたします。
飛びまして、第15款都支出金、第1項都負担金につきましては、32億2,488万9,000円で、前年度に比べて7,959万3,000円、2.5%の増となっております。増の主なものは、第1目民生費都負担金、第2節障害者福祉費負担金における障害児施設措置費(給付費等)都負担金1,533万5,000円の増や、第4節児童福祉費負担金における保育所等運営費負担金5,353万9,000円の増などでございます。
56ページをお願いいたします。
第2項都補助金、第1目総務費都補助金につきましては、8億8,580万3,000円で、前年度に比べて4,678万9,000円、5.6%の増でございます。増の主なものは、第2節総務管理費補助金における子供・長寿・居場所区市町村包括補助金の皆増によるものです。
第2目民生費都補助金につきましては、31億292万4,000円で、前年度に比べて、2億3,130万4,000円、8.1%の増でございます。増の主なものは、61ページにございます第4節児童福祉費補助金におけるベビーシッター利用支援事業補助金3,021万8,000円の増や、高校生医療費助成事業補助金6,312万8,000円の皆増などでございます。
第3目衛生費都補助金につきましては、2億4,192万1,000円で、前年度に比べて54.2%の増でございます。増の主なものは、第1節保健衛生費補助金における、とうきょうママパパ応援事業補助金7,593万3,000円の増などでございます。
62ページをお願いいたします。
第6目土木費都補助金につきましては、2億1,095万5,000円で、前年度に比べて105%の増でございます。増の主なものは、第4節緑化公園費補助金における都市計画公園事業補助金の皆増によるものです。
第8目教育費都補助金につきましては、1億3,497万7,000円で、前年度に比べて34.6%の増でございます。増の主なものは、第2節小学校費補助金における公立学校施設防災機能強化支援事業補助金2,097万9,000円の増などでございます。
64ページをお願いいたします。
以上、都補助金の合計は46億1,412万4,000円で、前年度比5億1,553万1,000円、12.6%の増でございます。
第3項委託金は、第1目総務費委託金における選挙費委託金の減などにより、13.2%減の3億5,547万9,000円を計上いたしました。
68ページをお願いいたします。
飛びまして、第17款寄附金は、武蔵野市ふるさと応援寄附事業に係る寄付金を4,300万円と見込み、総額4,310万円とするものでございます。
70ページをお願いいたします。
第18款繰入金、第1項特別会計繰入金の合計は2億7,503万6,000円で、139万5,000円の増となっております。
第2項基金繰入金、第1目公共施設整備基金繰入金は、庁舎空調設備更新工事、コミュニティセンターや体育施設の改修修繕工事の財源とするもの、第2目学校施設整備基金繰入金は、小・中学校の改築事業などの財源とするものでございます。
72ページをお願いいたします。
19款繰越金は、前年度同額の7億円を計上いたしました。
第20款諸収入は、全体で10億8,620万3,000円を計上し、前年度に比べて17.4%、1億6,099万円の増でございます。増の主なものは、74ページにございます第4項受託事業収入、第2目土木費受託事業収入における第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業負担収入で、1億8,624万円の増となっております。
78ページをお願いいたします。
21款市債、第1目教育債は、中学校改築事業に対する市債を計上いたしました。市債の合計は6億3,000万で、前年度比200万円の減でございます。
以上で歳入の説明を終わります。