令和5年度予算特別委員会

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10032【内山委員】  よろしくお願いします。人件費含む総括ということで、第六期長期計画の初年度から新型コロナウイルスの大打撃を受けて、本当に大変な3年間、そして六長で言えば4年目になる来年度の予算だというふうに思っています。そういうことを踏まえれば、私は大きく分けて2つ課題があると思っていて、1つは新型コロナで、前にも言いましたけど、コロナウイルスというものがもたらす災厄だけではなく、その対策がもたらした暮らしへの影響というのもあるわけです。そういったものから、人間の心も体も痛めつけられたり、暮らしが大きく落ち込んだりしているこの社会状況を、ようやく今くぐり抜けようかな、できるかなと思っているところに差しかかったのではないかなと思います。これは希望ですけど、またリバウンドがあるかもしれません。そういう中で、この心、体、暮らしのリカバリーを、六長にある計画だけではなく、それに上乗せしてきちんと実践していくのが令和5年度に必要なのではないかと思っています。先ほどのお話にあった歳入で言えば、特定財源がどんどん打ち切られていったり、それから直接的な経済援助がなくなっていく中で、これで自治体が元の4年前、5年前に戻ったら、大変市民生活は大きな影響を受けると思っています。
 そういう観点から言うと、私としては、残念ながら今回の令和5年度予算は足りない、不足していると思っています。それはやはりソフトな部分での、おひとり暮らしの方や、それから子育て世帯や高齢者、障害者という支援を必要としている方々へのアプローチが、施策として新たに充実、新規というものが私の目からは見つけられないのです。その点についてどう考えていらっしゃるのかということをまず伺いたいです。
 もう一つの課題というのは、武蔵野市が、ずっと懸案であった公共施設の大更新時代に突入しているという認識は持っているというお答えがこの間ありました。それで着実に、小・中学校をはじめ、いよいよ第2期の公共施設等総合管理計画に基づいて、分野横断別の、福祉3施設の大規模改修更新というのがあります。そして続いてパークエリアに関わるものですとか、そういったものも控えております。この公共施設のリニューアルを、更新や改築含めていかに着実にやっていくか、ここのかじ取りが大事だというのは再三申し上げています。
 そこへ持ってきて、午前中の話にもありました労務単価や資材の高騰というのがある。そして光熱費の高騰というのもあるという中で、私たち武蔵野市は、本当にありがたいことに、豊かな担税力に支えられておりますが、ここをどうしていくのかと。やはりこれは六長調の財政シミュレーションになるかもしれませんけど、そういう意味でこのジョイント的な年度になる令和5年度というのは大事な方向性を示していると思っているのです。この点についてまず伺いたいと思います。

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