
西園寺みきこ
映像ID: 2436
10375【西園寺委員】 ありがとうございます。その点でいうと、例えば人事課のほうでも、職員のハラスメント相談だったり、いろいろなお困り事相談の中でも、今の話は多分役立てていただけるのだろうなと。やはり男性はなかなか弱音が吐きにくいという、そういうことを考えながらやっていただけるものだというふうに思っております。今、男性の話もしましたけど、でも、集団で見た場合は、やはり女性の生涯賃金であったり非正規雇用の問題というのは圧倒的な性差があるわけで、女性への支援がまだまだ必要だということは論をまたない。これはどなたも異論はないかなというふうに思います。
それから、あともう一つ言いたいのは、子どもの権利条例ができました。権利擁護委員という制度を来年からは期待しているわけなのですけれども、男の子であろうと、女の子であろうと、小さいときから、困ったときはきちんと助けを求められる、社会はそういうときにきちんと手を差し伸べてくれる、そういうふうな社会、まちがつくられることによって、大人になったときに、女の子だから泣いていいとか、男の子は泣いてはいけないとか、そういうふうにならない。そういう社会にだんだんにつながっていくというふうに私は考えておりますので、子どもの権利条例というのは本当に子どものことだけではありません。将来、10年後、20年後、50年後の社会をつくるために絶対に必要だというふうに思っているということを申し上げておきます。
では、関連いたしまして、DV被害者への対応ということについてお伺いします。マイナンバーカードが、今度、保険証と連携する。これもそれ自体に非常に問題があると私は考えておりますし、どうなのだろうと本当に疑問を持っているところなのですが、そういうことを国は言っている。根本的な問題をいろいろはらんでいると思いますが、そういう場合のDV被害者を、加害側から守る体制。今も、市民課のほうと、DV被害者をきちんと印をつけて、加害者側に情報が漏れないように対応されていると思っておりますが、今後マイナンバーカードと保険証の連携に当たってもそこはきちんとしていただけるのでしょうか。そこを御確認をお願いします。