
小美濃安弘
映像ID: 2436
10503【小美濃委員】 消防団は、もうすぐ私も3月いっぱいで卒業するわけですが、いろいろAEDの訓練なんかも受けさせていただきました。その際に様々教わるのですけども、心肺停止から1分以内に救急処置が行われれば95%が救命できると。3分では75%、これは脳障害も避けられると。5分だと25%、8分だと救命の可能性が低くなる、こういう数字があるわけです。ということは、心肺停止に陥った人たちにとって、心肺蘇生をするのにはもう時間との勝負ということなのです。1分でも早く心肺蘇生をしなければならない、こういうことになっているわけであります。
確かにAEDは、いろいろなところに普及されていますし、もし道路上でどなたかが心肺停止になった場合は、そこに知っている人がいれば、119番をして、AEDを取りに行ってもらって、心臓マッサージをしながら心肺を維持し、AEDで心肺蘇生をするということができるわけですけども、知らない人もたくさんいますので、どこにあるのかなんて。だから、119番というのが恐らく一番確かなそこに誰かが倒れているという情報だと思うのです。そうすると、例えば119番の通報があれば市役所にもその情報が入りますよね、出火報が来るわけですから。例えばその119番の通報で、市からホワイトイーグルに、今どこにいますか、ここに急病人がいますから駆けつけられますかというようなことができれば、人が取りに行くよりも早くAEDが届けられるかもしれない。やはり私はそういういろいろな制度設計を、もしくは、実際に119番の無線をホワイトイーグルに積んでいれば、常にその情報が入るかもしれない。ぐるぐる市内を回っているわけですから、そういうときにすぐ駆けつけられる。いわゆる、取りに行かなくても向こうから来てくれる動くAEDなわけです、考えようによっては、あのホワイトイーグルに載っけているということは。そういうことも考えると、これは削減額が8万4,000円ですよね。どれだけひょっとしたらこれを載っけていることによって命が助かるかということもあるではないですか。これは考え直してくれませんか。どうなのでしょうか。