10573【吉田子ども育成課長】 従来よく言われていたのが、幼児教育というのは小学校の教育の準備のために行っているものだというような考え方もございますけれども、やはり幼児期においては、幼児期にやる必要のあること、特に遊びを通して学ぶということが非常に重要になってございます。この遊びを通した学びをいかに豊かに小学校教育で広げていくか、つなげていくかということが、今とても重要な課題だというふうに考えてございます。ですので、小学校の準備教育ではなくて、幼児において育て育みたいことをしっかりとその時期に体験してもらう、身につけていただくということが非常に重要となってございます。幼保小の連携におきましては、そういった幼児教育で身につけたものが、ただそれは小学校の準備ではなくて、それを豊かにつなげていくための接続が今重要だと考えてございます。