10600【石川子ども家庭支援センター担当課長】 児童虐待についての御質問をいただきました。深刻な御相談というのは毎年必ず数件ございます。ただ、そこについては、件数についてはかなり少ないので、個別具体的なお話というのはなかなか難しいかとは思っておりますが、毎年毎年、現場としては、新しい話題といいますか、複合的な内容に頭を悩ませまして、その都度対応に苦慮しているというのが現状かなと思っております。ただ、ここは個別的に対応していく形になっていますので、各相談員と相談しながら、組織として対応していきたいと考えておるところでございます。
次に、虐待の件数、かなり長期的に見た上での数値もいただきました。件数につきまして全国的に増加しているのは、もう委員御承知のとおりかと思っております。この辺りの流れについては、見解としては様々あります。もともと虐待として家庭で隠れてきたものが浮き出てきたのか、それとも虐待そのものが増えているのか、なかなかそこは判断が全国的には難しいところかなというところになりますが、一つ言えるところとしては、児童虐待というものの認知度が上がっているというのは間違いないかと思っていますし、それが毎年新聞記事になるような時代にもなっているのが今の流れなのかなと感じているところでございます。
以上です。