10658【内山委員】 あと、この地域包括ケアの推進・強化に向けての新しい計画の中には、生活保護世帯の割合は載っていないのですけれども、桜堤ケアハウスと高齢者総合センターについては生保の方が大変多いエリアですので、高齢者の担当だけではなくて、横断的に連携してやっていただきたいというふうに思います。
それで、わくらすのほうに段階的に整備する地域生活支援拠点については、面的な展開をするということで理解しておりますが、福祉資源や利用者さん、そして障害のある方の暮らしの実態をよく分かっている方が、コーディネーターになっていただけるものだと思っていますが、それでもなかなか困難な部分については、市のほうでぜひ支援をしていただきたいというふうにお願いします。
それで次に、初日の総括のところで私は、六長に沿った着実な予算編成をされたと思うけれども、やはり物足りないということを申し上げました。それは、やはりこのコロナ禍を経て弱っている人の心、それから体、暮らし、このリカバリーにもっと重点を置いた施策を行っていただきたいというふうに思っています。
それで特に民生費において確認したいのは、実態と分析です。まず生活困窮者支援のことについて伺います。私はその実態と分析がどうなっているのかなと思って、「武蔵野の福祉」や何かの資料をちょっと見てきましたけれども、市独自で行っている特別就職支援金や住居契約更新料支援金、この最新の現状と今後の傾向についてお示しいただけたらというふうに思います。
それから生活困窮者支援は2015年から福祉公社のほうに様々お願いしていると思いますが、委員会の資料で33ページにあります、市の職員数と各財政援助出資団体職員数の推移のところで、これはプロパー職員の数ということで、福祉公社さん、それから子ども協会、社福武蔵野、この3団体はかなり人数が増えていますが、子ども協会はもちろん保育需要の高まりということで、保育士さんをプロパーで雇っているということで理解します。福祉公社、また社福武蔵野のこのプロパー職員の増について、数字に表れない内容、どういうことがあってこのように増えてきているかということの御説明をお願いしたいと思います。