10667【伊藤(公財)武蔵野市福祉公社派遣参事】 今お話しいただきました自立支援センター、福祉公社でやっている自立相談についてということで、ちょっとだけデータのお話をさせていただきますと、相談者の状況としては、やはり女性の割合が46%と多くて、65歳以上が17%、それから傷病でおいでになっている方が7%、それに加えてメンタルヘルスに課題がある方が9%というような、今現在の実態ですけれども、そういったことが出てきております。
そしてそういうことに関して、この相談を受けての印象ということでは、やはり生きづらさを抱えながらも今まで何とか生きてきた方が、このコロナ禍において離職等で相談につながって、その結果様々な、新たなといいますか、もともとあったかもしれないのですけど、課題が整理されてきたといったようなケースが多くて、なので今おっしゃられた、個々人によって状況が違うというのはそのとおりでございまして、ですので、その就労支援についても、その方その方にどういった形で伴走型の支援をしていったらよいかということは、その方その方に合わせてということになっております。
ですので、今申し上げました就労支援だけではなくて、多くの課題を解決するために伴走型の支援ということで、もちろんハローワークさんであるとか、これからはもしかしたら地元の商店街であるとか、そういったようなところでも何か連携ができないかというようなことを、まだ考えている段階なので何も決まっておりませんが、そういったことも考えていく必要があるのかなというふうには思っております。