
西園寺みきこ
映像ID: 2437
10692【西園寺委員】 安否確認のほうの現状は分かりました。何しろ敬老福祉の集いも、昨年は再開にはなりましたけれども、個別のお祝い品のお届けもできない状況でありましたから。敬老福祉の集いのときのお祝い品のお届けというのは実を言うと、年1回の最大の全員の安否確認みたいなそういう役割があるというのは、私も議員になって学びましたけれども、本当に何かあったときの安否確認というのは、たゆまずやらなくてはいけないものと思っております。またこれも今後再開の方向にあると思いますから、ぜひ続けていただきたい。
福祉公社の話は分かりました。今、介護の現場ではICTを使って、一々ファクスを送ったり、お医者様が現場に行かなくても褥瘡の状況が分かったりする、そういう状況があるというのはもう既に伺っているので、そういうツールがどのぐらい今現場で浸透していて、使われていて、役に立っているのかなというところが聞きたいところなのです。
以前から申し上げているように、私はデジタル化が全部いいとか、それから全部対面でなければいけないということ、そういうどっちか1つみたいな、そんな言い方は嫌いなので、現実、今現場はどういうふうになっているのか、適切にそういう技術、ICTを活用しているのかなということの視点でお聞きしております。では、この点はそれで結構です。
次に、これも先ほどありました認知症のお話です。先ほども言ったとおり、認知症になってしまったという手前のところが結構苦しいというのは、私も経験しています。自分の家族でも経験しているからよく分かります。そういうケアする家族を支えていくということ、それからケアする家族だけでなくて、スタッフさん、現場の方を支えるということ、またこういう市役所の職員の方々も支えていくということ。ケアする側の人をしっかりと支えていく、そういう視点がすごく大事だし、そうでないと持続可能にならないということは以前から申し上げているとおりです。
私たちの地域政党ではケアラーという言い方をして、実態調査なんかもやっておりますけれども、武蔵野市の家族介護の集いというのがまずあります。それの現状と、新年度は何か工夫されているところがあるかないか、その辺をお聞きします。