
西園寺みきこ
映像ID: 2438
10940【西園寺委員】 分かりました。リチウムというのはレアメタルだから、本当は再資源化されなくてはいけません。本来は、やはり分別を市民に求めてお願いするのはもちろんですけれども、ごみにならない。先ほども4Rという話もありましたけれども、リチウムイオン電池が使われているかどうか分からないような紛らわしい製品が、社会に出回らない。きちんとリチウムは資源化だという流れができる。上流に戻すという流れが、私は本当は必要かなというふうには思っております。下流のクリーンセンターの方の御苦労ということも、本当に御苦労さまと思いますが、本来は資源化がきちんと行われて、市民が迷わずに分別できるということのほうが大事かなというふうに思っております。
では2番目行きます。この間、ワクチンというものに対する市民の皆さんの意識というのは、本当に大きく変わってきたかと思います。私自身は、今回のコロナワクチンは結局受けずじまいということでありましたが、受ける権利のある方に対してきちんとやっていくのが市の役割ということは、よく分かっております。ワクチンを打たずにいられない、依存する社会になっていくということに対しては、私はやはりちょっと懸念は持っておりますけれども、今後のこの様子も見守っていきたい。私の身の回りの方でも、3回でもうやめたとか、4回でやめたという人もいらっしゃるし、まだまだ受けますという人もいらっしゃいますけれども、そんな状況。
質問のほうは、私がずっと注目してまいりました子宮頸がんワクチンのHPVワクチンの件。資料を出していただきました。御存じのように、平成25年に定期接種になってすぐに様々な副反応被害が出て、積極的勧奨が止まって、おととし、令和3年の11月からまた再開したということなので、その後の状況を請求資料の74ページに出していただいたと、こういうわけでございます。そうすると、令和4年度は対象者の1割弱の方が受けていらっしゃる。あるいはキャッチアップのほうも、これは5%以下ですから、3%くらいの方が受けていらっしゃるという状況が分かりました。
その一方で、武蔵野市では子宮頸がんのがん検診のほうも非常に積極的に取り組んでいただいて、検診の受診率も大変高いと、ほかの自治体からもいつも評価を受けていると、これも前から申し上げているとおりです。
陳情がおととしの12月の議会で全会一致で出ております。この子宮頸がんワクチンの勧奨再開に当たっても、副反応被害はやはり人によってあるのですということは周知していただいていると思いますので、ちょっとそこの確認をさせてください。