11192【栗林交通企画課長】 2点いただいてございます。料金をどうするのかというところでございます。これは度々私はお答えさせていただいているところでございますが、今は乗客数が減って、それに収支の関係がちょっと思わしくないというところにつきましては、これはコロナが大きく影響するところでございます。これにつきましては、今後これがどうなっていくのかというのは見ていく必要性があるかなと思いつつも、効率的な運行ということはまず目指していかなければいけない、経費削減ができるところは削減していかなければいけないと思いますので、今後の乗客を見ていった中で、適正なダイヤというのはどういうことなのかを考えることがまず一義的にあるだろうというふうに思ってございます。それから、今、各企業が大変なところで、難しい面もあると思いますが、広告収入というところもやはり検討していかなければいけない。このように考えた上で、ムーバスのコンセプトである、乗る人も乗らない人もみんなで支え合うというところをどこまで受忍していただけるのか、今後の検討になるのかなというふうに思ってございます。
それから、車体のEV化でございます。これも当然考えていかなければいけない。ムーバスというのは、生活圏の中に入っているものでございますから、走行する際に騒音ですとかそういったものが少ないもの、EVで走らせていくというのはございます。これも地域公共交通活性化協議会の中でも議論させていただいているのですが、EV化というのは、バスも様々技術革新の中でいいものが出てきているのですが、技術というのが日進月歩ということで、今いいものが来年度また、言葉は悪いのですが、陳腐化するおそれもあるので、そこについては状況を見ながら考えていきましょうというような形になっているところが今の現状でございます。